2023年3月8日水曜日

【第3回・やります!】合唱音楽研究会奥州in水沢南地区センター03/12(日)

  今度の「第3回」は…
日時:2023年3月12日(日) 14:00〜17:00
場所:水沢南地区センター音楽室 ← お間違えの無よう!
内容:①「Domine Jesu」の歌詞つけ,②バッハ作曲BWV147の第10曲コラール

 たくさんの方のご参加をお待ちしています。特にも男声は,初回2名(T1,B1),2回目5名(T2, B3)と増えつつあるので,さらに増えると嬉しいですね。連れてきてください!


 チラシを新しくしました。ここからコピーしてご利用ください。

【演奏会・やりました!】宮古木曜会合唱団第40回定期演奏会

  先日の日曜日(2023年3月5日),都木曜会合唱団の第40回となる定期演奏会を宮古市民文化会館で開催しました(以前ご案内したものです)。


 当日は良い天候にも恵まれ,いつもより多めのお客様が聴きに来てくださいました。「来し方をふりかえる24曲」と題して,これまでの演奏会で取り上げた曲の中からの選曲でした。私は第2部「宗教曲編」の6曲と第3部の14曲とアンコール1曲を指揮しました(写真は第1部)。

 歴代の指導者の先生方もたくさん聴きに来られました。奥州市の合唱仲間も,盛岡の合唱団の方々も遠路遥々きてくださいました。毎年聴いてくださる方々が多いのは,嬉しいことです。

 聴いてくださった方々からは「ハートフルで素敵な演奏会」「言葉がちゃんと届きました」「丁寧に丁寧に歌っている」「聴く人に寄り添う感じ」「女声の声量を男声がちゃんと聴いていてとても良くアンサンブルしていた」「第2部の外国語の曲は難しく,第3部のほうがよかった」「音楽的だった」…と感想をもらっています。また毎回アンケート用紙を回収しているので,聴いた方がどのように感じられたのかを知るのがとても楽しみです。

 東日本大震災の翌年のシーズンの第30回から指揮しているので11回目ということになります。年々力量は上がってきていると思います。というのも,本番ではリハーサルではやらないことを何度も仕掛けたのですが,指揮によくついてきてくれて,飛び出し(タイミング的にも音量的にもハーモニー的にも)もほとんどなかったからです。ともすると自分の感情を垂れ流して満足したり,自分が声を出して聞かせることで満足したりする合唱が多いものです。しかし「表現して伝える」「音楽を(声を)コントロールする」「全員で一つの音楽にする」ということをリハーサルで繰り返し伝え,それをしっかりと理解して表現に取り組んでくれたおかげで,前述のような感想を頂けたのだと思います。

 来シーズンはどうなるかまだわかりませんが,宮古の地の歴史ある音楽団体として,素敵な音楽を提供してくれればと思っています。歌い手の皆さん,そして聴きにきてくださった皆さん,ありがとうございました。

P. S. 
 ご希望があればYouTubeに一部分を「限定公開」できます。お声をお寄せください。

2023年3月2日木曜日

二部合唱の難しさ&ポイント(小学5年生の指導から)

  先日(2/28),小学5年生90名ほどを相手に,二部合唱の指導をしました(実質30分間)。学年の担任団は「主旋律は覚えた。副旋律も覚えた。でも合わせるとつられてしまって合唱にならない。」との課題を感じていました。楽曲は栂野知子作詞・作曲の『明日へつなぐもの』。ユニゾンで歌い出し,サビに入るところから3度音程でほぼ並行して動き,コーダの部分は独立した旋律の「掛け合い」構造になっています。

 授業が始まり,子どもたちと担任団とで今の課題を話し合いながら本時の課題「声の出し方と釣られないで歌う方法を学ぼう」にまとめてバトンタッチされました。

 まず聞かせてもらうと,次の3つを感じました。
①フレーズが短く,その終わりで音楽の張りもなくなる。
②二部になるべきところの音楽がもやもやしている。歌えていない。
③でも,コーダ部分の「掛け合い」の二部合唱はいい感じ!

 そこで,まず,「掛け合い」はできるのに「並行して動く」ところの音が取れず曖昧になってしまうのはなぜか,考えました。「掛け合い」は旋律(音高)のみならず歌詞もリズムも違う2つの旋律から成っているから違いがわかりやすい。一方「並行して動く」ところは歌詞もリズムも同じで音高だけが違います。つまり彼らはリズムの違いは認識しやすいけれど,音高の違いを認識するのは不得手ということ。そのことを伝えると「なるほど〜」といった反応でした。そこで,音の高さを手の位置(高さ)に置き換えて音高を視覚化してみました。ユニゾンから二部合唱に分かれるところ(②のところ)の音高は,主旋律は「ソ→レ(上)→ド(上)ー」と5度上がって2度下がる旋律。一方副旋律は「ソ→ミ→ラー」と3度下がって4度上がる旋律。この動きを手の高さを変えながら歌わせました。それまでの学習で階名称をしたり音の高さを空間的な高さとして捉えたりすることが十分でなかったのか,なかなかうまく捉えられない子どもも結構いました。『風船の階名』を授業のときにいつも張り出しておくだけで違ってくると思うのですがね。

 感覚として掴めてきたであろうころに,次の問題に取り組みました。それは①のことです。息を十分に吸って,それを十分に使って声を出していないので,声量が少なく声の張りもないのです。そこで次のように伝えました。「歌うと言うことは『運動』なのです」と。すると「え?」という反応!食いついてくれました!あとは簡単に腹や喉の筋肉を使う様子を見せて真似させて歌わせました(ユニゾン部分)。音域が低い(B-dur)ので,少しずつ上げて(移調して)伴奏を弾き(C-dur, D-dur, F-dur),高い音を出させました(そしてまた戻っていく)。こうなると体を使わないわけにはいきませんからね。加えて,フレーズが短く歌詞の「単語」ごとの歌い方になっているので,文として歌うことを要求し何度か歌わせて音を保つことにも慣れさせていきました。

 声に張りがでてきたところで,そのまま二部合唱の部分に入っていくと…2つの音が重なって響き合うではありませんか!素敵な二部合唱になってきました。

 「それぞれがしっかりと歌って主張しないと,二部合唱のような響き合いは作れないんだよ。自信がないからといって声を出さずにモニャモニャしていると強いところに引っ張られて行っちゃう。これは実は歌だけでなく,他の学習や生活の場面でも同じこと。主張し合うことで響き合える。主張しないでいると自分の考えと違う方に引っ張られて巻き込まれてしまって,やりたくないと思っていてもやっちゃったりすることになるんだ。」と話しました。

 30分ほどの学習時間はあっという間に過ぎましたが,子どもたちが「自分たちの声が出るようになった!」「二部合唱に聞こえた!」と実感して終えることができました。放課後になって担当していた先生と学習会(反省会)をしたら,「自分も声がでるようになって驚いた」と言ってくれました。自分が変わったことを喜んでもらえるのが嬉しいんです!また機会をくださいね。

2023年3月1日水曜日

【演奏会・やります!】03/11 3・11祈りのコンサート第10回最終回!


 2011(H23)年3月11日の東日本大震災以降毎年3月11日に続けてきた演奏会「3・11祈りのコンサート」,コロナ禍の影響を挟んで今回が第10回,そして最終回となります。

 演奏曲目は毎回,Mozart作曲の"Ave verum corpus"と"Requiem"。今回の"Requiem"は(前記事でもご紹介したミヒャエル・オシュトリーガ版です。ズュスマイヤー版の伝統的なものををこれまで演奏してきましたが,新しくベーレンライター社から出版されたこの版の演奏をもって追悼しようということになりました(詳しくは河北新報ONLINEのこの記事)。

日時:2023年3月11日 14:46黙祷・開演
場所:電力ホール(電力ビル7階・仙台市)
指揮:佐々木正利
ソリスト:藤原優花S,我妻万希子A,我妻健太T,深瀬廉B
演奏:「3・11祈りのコンサート」合唱団&管弦楽団

 合唱団は,仙台宗教音楽合唱団(44名),東北大学混声合唱団同窓会「秋の子」(51名),山響アマデウスコア(26名),盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(25名),熊友会ヴォーカル・アンサンブル(7名),岡山バッハカンタータ協会(5名),岩手大学合唱団(5名),東北大学混声合唱団(2名),東京21合唱団(3名),および一般参加(6名)と,全国から集まって170名を超える大所帯となりました。

 3月5日にオケ合わせの予定なのですが,私は(この合唱団のコンサートマスターを任せられたのですが)宮古木曜会合唱団の定期演奏会の本番があり参加できません(お役目はもう一人のコンサートミストレスのOAさんにお願いすることとしました)。したがって私自身がオケと合わせてオシュトリーガ版を体験できるのは演奏会当日のみとなってしまいました。

 丁寧に音楽し,「常に新しい気持ちで震災と向き合」ってきたいと思っています。

2023年2月26日日曜日

【第2回・報告】合唱音楽研究会奥州:耳がいいね!


 合唱音楽研究会奥州の2回目の活動は2023年2月25日(土)に水沢地区センターの音楽室で行いました。

 今回も30名ほど集まりました。しかしそのうち新しい方は8名も!特にも男声陣。前回はT1,B1でしたが,今回は3名増のT2,B3となりました。響を支える男声パートが厚くなると全体に響き合いやすくなります。
 一方会場も良い響き,さすが「音楽室」です。ただし30名にしては狭いのと,換気できる窓がないのが残念でした。

 まず発声練習。身体(トルソー)や喉まわりの空間を開くことと息を「一筆書き」にすることを主に意識しました。

 本日も《モツレク》です。はじめは Agnus Dei で復習しながら慣らしました。続いて Lux Aeterna でも…と思いながら休憩に入ったら,会員の方から「Domine Jesu からと前回おっしゃっていたのでは?」というご指摘がありました。そうでした!みなさんが音楽や活動に本当に真摯に向き合って下さっていることを再認識させられました。
 そこで Lux Aeterna を1回通して切り上げて,難関の Domine Jesu に取り掛かりました。
 まずは全体を捉えるために聴くことからはじめました。聴いたことある方とそうでない方が半々だったからです。音源の準備をしている間にピアノ伴奏を弾き続けてもらい聴いてもらったのですが,途中からどこをやっているか分かりづらい感じになりました。それもそのはず,楽曲のフーガ部分では声楽パートをなぞる器楽パートが(トロンボーンのコラ・パルテの他に)ないのです。そこを説明してから今度は合唱入りの音源を楽譜を追いながら聴いてもらいました。
 この楽曲は大きく4つの部分(①開始部からのホモフォニーの部分,②テノールから歌い出す跳躍音程の難しいフーガの部分,③ソロのフーガの部分,④バスから歌い出して積み重ねていくフーガの部分)からできていることを確かめて見通しを持ってもらった上で,後半ではおそらく最難曲と思われるこの曲に取り掛かりました。
 ①:予習をしてきた方が多いのか(かつて歌ったことがある方が各パートに1名はいたせいか),伴奏に合わせて(和音の中で)全体で同時にさらっていくことで,だいたい歌えるようになりました。みなさん,とても良い耳をしています!
 ②:第1テーマ,(3部分から成る)第2テーマ,バトンリレーするところ,その他,と分けて構造を確かめながら各パートの音を確かめていきました。動機(テーマ)が詰まってきたり音が上がってきたりして緊張感を高めている作曲の手法にも注目し,モーツァルトの素晴らしさも確認できました。
 ③:ソロの部分はアルトの後半部分をさらい直したくらいで,みなさんほぼ歌えているように思いました。
 ④:これも第1テーマ,第2テーマと分解して音取りしました。動機(テーマ)ごとに分解して確かめることで,「ここは聴こえたいところ」=「しっかり歌うところ」,「ここはそうではないところ」=「あまり頑張って主張すべきではないところ」がわかるので,自分が歌うべきパートにある多くの音符のうち優先して覚えるべき音符(フレーズ)がわかり,全部頑張らなくてもいいという見通しが持てるように思います。
 全体に,まだ不安なところもあるでしょうが,聴こえている音はとても綺麗にハモっていました。男声陣のおかげでもありますね。

 練習後,組織づくりも話し合いました。会計担当や事務局長は立候補によりその場で決まりました…が,会長&副会長が決まりませんでした。残念。「事務局一任」をとりつけたので,この後お願いしたいと思っています。また今回の新参加者8名の自己紹介も行いました。6月の演奏会や7月にあったオペラ「トスカ」の取組からきっかけやエネルギーを得て新しいチャレンジに踏み出したという方が多く,とても嬉しく感じると同時に大きな責任も感じました。


 今回もピアノは花巻で音楽教室を主宰しているYEさんに弾いていただきました。ありがとう!
 また,宮古木曜会合唱団演奏会の宣伝もさせてもらいました。みなさん,ぜひ聴きにきてください。
 加えて仙台で行う「3.11祈りのコンサート」で演奏する『モツレク』の「オシュトリーガ版」についてもご紹介しておきました。こちらで聴くことができるようです。

 次回は3月12日(日),場所は…常盤地区センター(予定)です。後ほど事務局長から連絡がいくと思いますのでご確認ください(そして「連絡きたよ!」の返信もお忘れなく)。『モツレク』以外の(簡単な)曲も準備していこうかと思っていますのでお楽しみに!たくさんの方のご参加をお待ちしています。

(感想,ご意見など,どうぞコメントくださいね)

2023年2月23日木曜日

【第2回・やります!】合唱音楽研究会奥州in水沢地区センター02/25(土)

 

 いよいよ今週末となりました。第2回です。お待ちしていますよ!

日時:2月25日(土) 14:00-17:00
場所:水沢地区センター音楽室(水沢小学校の北)

 今回もモーツァルト作曲の『レクイエム』の後半です。前回やった『Lux Aeterna』(歌詞なし),『Sanctus』の前半,『Agnus Dei』をおさらいし,そのほかの曲の概要をつかむところまでできればいいかなと思っています。

 せっかく宗教音楽に取り組んでいるのですから,教会など安価にそして集まりやすい活動会場があるといいのですが,どなたか知りませんか?
 また,「モツレク以外にも…」という声もちらほら聞こえてきます。モーツァルトの十数曲ある『ミサ・ブレヴィス』も可愛らしくて素敵な曲がたくさんありますし,バッハもコラールくらいなら音を出すのはお手軽かもしれません。ルネッサンスの曲はシンプルですが楽しめます…と,あれこれチャレンジし甲斐があります。ヨーロッパ音楽は合唱音楽の宝庫ですからね。練習時にそんな希望も話し合えればと思います。

 土曜日の午後,水沢地区センターにてお待ちしています。

(今日はこれから宮古へ本番前最後の強化練習に行ってきま〜す。)

2023年2月19日日曜日

【演奏会・やります!】03/05宮古木曜会合唱団第40回定期演奏会

 宮古でやっている混声合唱団が,第40回となる記念の定期演奏会を行います。
(2023(R05)年3月5日(日)14:00開演宮古市民文化会館大ホール)
 「来し方をふりかえる24曲」という大きなテーマです。第40回の区切りなので記念となるよう「大きな曲をやってみよう」とか「過去に在籍した団員を広く集めて大人数で演奏しよう」など当初いろいろ案はありましたが,コロナ禍により通常の練習すらままならない状況だったため1年後を見通せず,ならばこれまでを振り返ってまとめとなるプログラムにしてはどうかと考えたのでした。
 第1部はもう一人のSS君が指揮して,愛唱曲的な親しみのある楽曲を4曲演奏します。
 第2部はこれまでの演奏会で取り上げた曲の中から,外国語の宗教曲を6曲取り上げます。宮古木曜会合唱団の地力を育ててきたジャンルです。ラテン語3曲,ドイツ語2曲,英語1曲と言語が多彩なだけでなく,フランスのカトリック音楽(デュルフレ)を2曲,ドイツのプロテスタント音楽(ブクステフーデ,J. S. バッハ)を2曲,イギリス国教会の音楽(W. バード,J. ラター)を2曲と地域も宗派も多彩,ルネサンス・バロック・現代と時代も多彩,無伴奏,オルガン伴奏,ピアノ伴奏と音楽の形式も多彩なのです!
 第3部もこれまでの演奏会で取り上げた曲からの選曲です。第1コーナーは「季節の歌」を4曲,第2コーナーは「ヒット曲の合唱編曲もの」を3曲,第3コーナーは「祈り」をテーマに3曲,第4コーナーは「今を大切に,生の素晴らしさ」をテーマに4曲演奏します。
 主に,私が宮古木曜会合唱団を指揮し始めた第30回の演奏会以降の10年間からの選曲ですが,古くは第19回の演奏会からの選曲もあります。プログラムには歴代の指揮者の先生方(今日の岩手の合唱界を支えてくださっているすごい先生方!)からの熱いメッセージもいただいているようです。

 宮古市内はもちろん,盛岡からの106号線も遠野からの340号線の立丸峠もトンネルになって走りやすくなりました。JR山田線106急行バスもあり,宮古は他都市からだいぶ近くなりました。ぜひ聴きにいらしてください。団員一同,お待ちしております。


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