2011(H23)年3月11日の東日本大震災以降毎年3月11日に続けてきた演奏会「3・11祈りのコンサート」,コロナ禍の影響を挟んで今回が第10回,そして最終回となります。
演奏曲目は毎回,Mozart作曲の"Ave verum corpus"と"Requiem"。今回の"Requiem"は(前記事でもご紹介した)ミヒャエル・オシュトリーガ版です。ズュスマイヤー版の伝統的なものををこれまで演奏してきましたが,新しくベーレンライター社から出版されたこの版の演奏をもって追悼しようということになりました(詳しくは河北新報ONLINEのこの記事)。
合唱団は,仙台宗教音楽合唱団(44名),東北大学混声合唱団同窓会「秋の子」(51名),山響アマデウスコア(26名),盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(25名),熊友会ヴォーカル・アンサンブル(7名),岡山バッハカンタータ協会(5名),岩手大学合唱団(5名),東北大学混声合唱団(2名),東京21合唱団(3名),および一般参加(6名)と,全国から集まって170名を超える大所帯となりました。
3月5日にオケ合わせの予定なのですが,私は(この合唱団のコンサートマスターを任せられたのですが)宮古木曜会合唱団の定期演奏会の本番があり参加できません(お役目はもう一人のコンサートミストレスのOAさんにお願いすることとしました)。したがって私自身がオケと合わせてオシュトリーガ版を体験できるのは演奏会当日のみとなってしまいました。
丁寧に音楽し,「常に新しい気持ちで震災と向き合」ってきたいと思っています。
終わりました。電力ホールは満員!オケは70人、合唱は岡山から東京から青森から山形から…と170人!「丁寧に音楽しましょう)との呼びかけに応えてくださり、あたたかい余韻に包まれて終わることができました。今回で終わりですが、この取り組みは確実につながっています、合唱音楽研究会奥州にも…
返信削除動画が公開されました。アマチュアのオケ(一部プロの方も)と合唱団での取り組みとして参考になると思います。オシュトリーガ版です。
返信削除https://www.youtube.com/watch?v=UT8ExPrHVIA
33 回視聴 2023/03/22
W・A・モーツァルト「レクイエム」KV.626 M. Ostrzyga編纂
指揮:佐々木正利
ソプラノ:藤原 優花 アルト:我妻 万希子
テノール:我妻 健太 バス:深瀬 廉
「3・11祈りのコンサート」合唱団&管弦楽団
2023年3月11日(土)14:46黙祷・開演
電力ホール(電力ビル7F)