宮古でやっている混声合唱団が,第40回となる記念の定期演奏会を行います。
(2023(R05)年3月5日(日)14:00開演,宮古市民文化会館大ホール)
「来し方をふりかえる24曲」という大きなテーマです。第40回の区切りなので記念となるよう「大きな曲をやってみよう」とか「過去に在籍した団員を広く集めて大人数で演奏しよう」など当初いろいろ案はありましたが,コロナ禍により通常の練習すらままならない状況だったため1年後を見通せず,ならばこれまでを振り返ってまとめとなるプログラムにしてはどうかと考えたのでした。
第1部はもう一人のSS君が指揮して,愛唱曲的な親しみのある楽曲を4曲演奏します。
第2部はこれまでの演奏会で取り上げた曲の中から,外国語の宗教曲を6曲取り上げます。宮古木曜会合唱団の地力を育ててきたジャンルです。ラテン語3曲,ドイツ語2曲,英語1曲と言語が多彩なだけでなく,フランスのカトリック音楽(デュルフレ)を2曲,ドイツのプロテスタント音楽(ブクステフーデ,J. S. バッハ)を2曲,イギリス国教会の音楽(W. バード,J. ラター)を2曲と地域も宗派も多彩,ルネサンス・バロック・現代と時代も多彩,無伴奏,オルガン伴奏,ピアノ伴奏と音楽の形式も多彩なのです!
第3部もこれまでの演奏会で取り上げた曲からの選曲です。第1コーナーは「季節の歌」を4曲,第2コーナーは「ヒット曲の合唱編曲もの」を3曲,第3コーナーは「祈り」をテーマに3曲,第4コーナーは「今を大切に,生の素晴らしさ」をテーマに4曲演奏します。
主に,私が宮古木曜会合唱団を指揮し始めた第30回の演奏会以降の10年間からの選曲ですが,古くは第19回の演奏会からの選曲もあります。プログラムには歴代の指揮者の先生方(今日の岩手の合唱界を支えてくださっているすごい先生方!)からの熱いメッセージもいただいているようです。
宮古市内はもちろん,盛岡からの106号線も遠野からの340号線の立丸峠もトンネルになって走りやすくなりました。JR山田線も106急行バスもあり,宮古は他都市からだいぶ近くなりました。ぜひ聴きにいらしてください。団員一同,お待ちしております。
本日(02/23),最後の練習に行ってきました。男声(T,B)をお手伝いくださる元団員のお二人も来てくださり,充実した響きの中,音楽できました。イメージの共有ってとても大事ですね。音楽のイメージ(と言う使い方は適切ではありませんが)はもちろんですが,求めている音楽の背景のイメージです。こちらの様々なサインを歌い手がデコードする際になるべくエラーが起きないようにするためのバックボーン(背景)となるものですね。それを伝えると音楽がグッとかわります。そのためには時間が必要,時間の共有が大切だなぁとあらためて感じました。3月5日,バックボーンの異なる聴き手の皆さんにも充分に伝わるように表現できればと思っています。お待ちしています!
返信削除本日(03/04),宮古市民文化会館にてリハーサルでした。久しぶりのステージ,まずは無事に演奏会を開催できそうなことに感謝しつつ一通り練習しました。ピアノ,オルガンの伴奏も付き,いよいよといった感じです。(コロナのせいにするわけではありませんが)さまざま困難な中練習に取り組み,よく表現できるようになってきたと思います。
返信削除今日連発したのは「母音が強くて,何を言っているかわからない!」です。伝えようという気持ちが高まれば高まるほど「母音」が大きくなり,言葉が聞き取れなく(伝わらなく)なってしまいます。言葉の表現をコントロールできる声量,思いで表現することが難しいけれど大切な点だと思いました。そのことはもちろん「他のパートを聴く」ってことと共通することでもあります。
明日は24曲,歌い続けます!ぜひお聴きになり,ご感想を寄せていただければと思います。みなさん,おまちしています!