盛岡で私が所属している合唱団(盛岡バッハ・カンタータ・フェライン)が演奏会(レクチャーコンサート)を開催します。題して「ライプツィヒへの旅」第2回です。ライプツィヒはドイツのザクセン州にある都市で,J. S. バッハが後半生を過ごした地です。毎年ライプツィヒ市で開催されているバッハ音楽祭(Bachfest),そこに2024年6月に招待されており,3つのカンタータ(第10番、第93番、第177番)を演奏する予定です。そこで,バッハ のスペシャリストである指揮者の佐々木正利先生にレクチャーしていただきながら「カンタータ」について学んでみましょう,という企画です。
伴奏は本来ならバロックのオーケストラなのですが,このシリーズでは通奏低音としてオルガン(私の電子オルガンViscout社製Cantorum VI)と,ピアノを使います。ソリストは会員の中から起用されます(私も少々歌う予定です)。
2つのカンタータをとりあげます。
BWV103は復活祭後第3日曜日用に1725年に作曲されたものです。イエスの受難による悲しみは救いの喜びに変わるのです,というのが大きなテーマになっています。
BWV93はいわゆる「コラール・カンタータ」で,コラール(賛美歌)の旋律を使って変奏曲として展開していきます。三位一体節後第5日曜日用のカンタータで1724年に作曲されたものです。神の意思に全てを委ねることを説いています。
佐々木先生による詳しくわかりやすいパンフレットも配布予定です。「バッハの音楽を生で聞いてみたい」とか「バッハの器楽曲は聞いたことがあるけれど,歌の入る曲は馴染みがないなぁ」とか「ドイツ語で何を歌っているかよくわからないから内容を分かりながら聞いてみたい」とか,いろいろな動機に応えられる演奏会にしたいと思っています。
2月12日(日)14:00から,盛岡劇場(盛岡市河南公民館)メインホールです。入場無料です!ぜひ足をお運びください。
昨日の日曜日(1/29)の強化練習では会員によるソリストのレッスンもありました。私は演奏会が近づいている宮古の指導を途中で切り上げて戻り,ソリストレッスンに間に合いました。BWV93のアリア前半は無事,BWV103のレチは先生に「頑張ったね」と評されたように,ぎりぎりでなんとかやっている感満載の歌でした。あと2週間,練習さらに頑張ります。皆さんぜひ聴きにきてくださいね。
返信削除いよいよ明日です。
返信削除今日は最終練習でした。ほぼ通し。ピアノに加えて剣持先生のオルガンも入り,本番により近づきました。私のソロは,先輩に「頭でっかちだ」と一刀両断!明日は少しでも伝えることを意識して臨みたいと思います。
お待ちしています!!
先週日曜日,無事に終わりました。お客様は110名,カンタータ2つに加えて3曲のアンコール(マタイ受難曲のコラール(第25曲),BWV21の第9曲,BWV147のコラール(第10曲)で1時間強でした。
返信削除ソロは…大変勉強になりました。今後に生かしていきたいことがたくさん見つかりました!ご来場くださった皆様,ありがとうございました。
次回Vol.3は5月21日岩手県公会堂の予定です。BWV27と140!ぜひいらしてください。