2026年3月23日月曜日

【合唱音楽研究会奥州65】学びの意欲の表れ

 3月22日(日)の午前中(9:30−12:00),奥州市の水沢南地区センター音楽室で,合唱音楽研究会奥州の65回目の活動を行いました。3連休の最終日の日曜,それも午前中だというのに30名近く集まりました。開始時点のこの人数を見て,すでに皆さんの学びの意欲を感じました。ちなみに午前中の練習時間に変更したのは,午後にZホール児童合唱団のミニコンサートが開催されることがわかったからです。奥州市でともに合唱に取組むグループ(しかも超若者たち)を聴きに行くことで,皆で応援したいと考えたからでした。

 いつもより30分短い活動時間でしたので,発声練習は短めにしました。《ふるさと》の主旋律をハミングで歌い,G-Dur, F-Dur, E-Durと調を下げるなどして声出しをしてみました。(結局Chilcttの《Furusato》は扱いませんでしたね。ごめんなさい。)


 前半は源田さん編曲の《ふるさとの四季》の音取りの続きで「冬景色」「雪」「故郷」と進みました。初めに「『G-Dur』って言って,意味わかりますか?」と問いかけたら,半分以上のかたがよくわからないとのことでしたので,口頭で「音名」「ドイツ音名」「階名」「長調・短調」などの用語を説明しました(図を使わずに説明するのは難しいものですね)。さらに階名について質問が出たりもして,ここでも学びの意欲を感じました。そうしながら音取りを進め,この日で《ふるさとの四季》の第1クールを終えました。1月から始めて5回で全曲の音を出せたということになります。早いですね。

 後半はモーツァルトの《オルガン・ソロ・ミサ》KV259の「Credo」の2回目です。前回はなんとか最後まで音を出したって感じで終わったので今回は「言葉をつけて」と宣言していたのですが,やはり言葉をつけて歌えるほど旋律がまだ体に入っていないとのことでした。そこで「言葉つけ」の前の「楽器唱」の段階を吟味することにしました。以前も書きましたが「楽器唱」とは「身体を楽器にして音楽すること」を意味する私の造語です。器楽の方々がやっていることと同じように身体という楽器=声で音楽するということです。どう歌ったら音楽が生きるかを考えてチャレンジしてもらいました。するとやはり音が不安なところがあるようでした。躓くとすぐに各自で楽譜や階名唱などをたよりにぶつぶつと音を探り始めます。「ピアノで弾いてください」とはならない,これもまた学びの意欲の表れだなぁと思いながら,各自が確認して納得する時間を保障して待ちました。ちなみに「階名唱が苦手でも諦めて黙ってしまわないでください。階名唱できるという結果を望んでいるのではなく,階名唱にチャレンジし「トライ&エラー」の中で音程感覚を身につけてほしいのです。」と階名唱に取組むねらいを再確認しながら進めました。

 終わりに「「Credo」の歌詞付けは次回に」とお伝えするとすかさず「発音だけでも確かめておきたい」という声がありました。次回までの予習の手がかりにするのだと思ったので,時間ギリギリまで使って「Credo」前半部の発音と意味をザッと確認しました。こういうところにも学びの意欲が見られました!

 集まって来られた方々がそれぞれ学びたいという意欲をもっています。人数が集まると学びの視点も多彩になり,様々なことを学ぶきっかけができます。合唱音楽研究会奥州がそういう場になっていることがとても嬉しく感じられました。(ちなみに,学校での授業も,こんな風に意欲が引き出せるといいと思いました。)

 次回は4月4日(土)14:00−17:00水沢南地区センター音楽室です。内容は(あくまで「予定」ですが…)①「Credo」の歌詞付け,②Chilcottの《Furusato》,③《ふるさとの四季》の第2クール開始,です。ご近所お誘い合わせの上お越しください。

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