11月6日(木),日中に宮古市小中学校芸術文化教育連盟とNPO宮古市芸術文化協会が主催する「連合音楽会 中学校の部」(詳しくは後ほど)を鑑賞した日の夜に,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習を行いました。
前回が10月30日(木)でしたから1週間ぶり,つまり通常練習としては連続となりました。前回は私の担当ではない《島よ》のお稽古でしたが,今回は12月7日の「第78回岩手芸術祭 合唱祭」で演奏予定の2曲《見上げてごらん夜の星を》と《緑の森よ》の練習でした。
スタート時点では女声しかいなかったのでこのチャンスを生かそうと思い《見上げてごらん夜の星を》の冒頭部分を吟味しました。この曲は前回,「1回で音取りができた!」と喜んだ楽曲です。どのくらい覚えているかな?と思って始めました。難しい音程ももちろんありましたが,ほぼ覚えていてハーモニーもきれいに響いていました。また,息が浅く声の響きがなかったのですが,少しアドバイスしたらすぐによい響きがでてきました。1週間前に《島よ》でやったことが身体の記憶として残っていて,筋肉が思い出すのに時間がかからなかったのだと思います。さらにこの日は本番でピアノを引いてくれるSS君が来てくれたので,予想を裏切る和音がピアノから時々聞こえるこの編曲のピアノ伴奏に合わせて歌うことができました!有難いです。
残り時間20分程度になってからもう1曲の《緑の森よ》のまずは日本語で歌って表現を検討し,続けてドイツ語の2番の読みと意味を再確認してから部分ごとに歌ってみました。これも意外にしっかりとした発音と音でした。
やはり練習期間が短いといいですね。「歌うことは運動です。」と普段から言っていますが,筋肉運動ですから時間が空けば空くだけ筋肉は忘れ,筋肉の使い方も忘れてしまうのでしょう。歌い手にその使い方が身に付くには,まだまだ時間がかかるのかもしれません。
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