2025年10月24日金曜日

【宮古木曜会合唱団】新曲でも1回で音取りできた!


 10月23日(木)の夜,宮古木曜会合唱団の通常練習が宮古市の山口公民館で行われました。この日は所用があって14時半ころに盛岡を出られたので,紅葉の木々を見ながら走りたいと思い,トンネルばかりの自動車道ではなく,所々R106の旧道を久しぶりに走り,木々の色付きを味わいました。

 みやこ市民文化祭の「合唱・器楽演奏会」を日曜日に終えたばかりですが,今度は12月8日に宮古市民文化会館で行われる「第78回岩手芸術祭・合唱祭」に向けた取組を加速させなければなりません。10分間のステージでは《緑の森よ》と《見上げてごらん夜の星を》を演奏したいと団員のみなさんから頂いたご意見を元にしてその2曲に決定しました。またその方が3月29日に予定している第43回定期演奏会のプログラムにも行かすことができます!

 《見上げてごらん夜の星を》は楽譜は配布されたもののまだ音を出していませんでした。そこでこの日はこの曲の音取りに取り組みました。横山潤子さん編曲のこの楽曲は,①前奏,②F-Durの前半,③G-Durの後半,④後奏と大きく分られます。①前奏部分は和音が難しいので,ユニゾンの多い②F-Dur部分から始めました。もちろん移動ド唱法です。フラットの付いた6度の音(「♭ラ」)がはじめは取りにくかったのですが,やっているうちに慣れてきました。続けて②G-Dur部分に進みました。移動ド唱法のため読み替えるのに少しだけ戸惑いましたがすぐに慣れました。②F-Dur部分でやったことが活かされて,短時間で終えました。④後奏部分は難しかったです。③G-Dur部分の最後が4度のC-Dur(maj7)の和音で終わり,そこからAs-Durに7度と9度が鳴る和音に移るその移り方をもう少し明確に示してやれれば良かったと思っています。そして最後に①前奏部分でしたが,ここまでやってくるとそれほど,難しくはないようですんなりと和音を作ることができました。
 宮古木曜会合唱団は(私がお稽古する時は)基本的に無伴奏,楽器をほとんどつかいません。この日も上述の音取りは,パートの旋律をなぞることは(なかなかとれない音程以外は)ほとんどしません。また,音取りしながらも「音符歌いにしない!」「息を流して!」「この音はここに向かう音と捉えて」などと言いながら,声だけでより良い音楽を作るように要求するので,団員のみなさんはシビアに感じていると思います。しかし,今回1回で全曲の音取り(おおよそ)ができたということは,長年続けてきたシビアな取組へのチャレンジによって団員のみなさんの音楽性が高まった結果だと思うのです!

 岩手県合唱祭まであと2回(11/6(木),11/9(日))しかありません!(11月下旬か12月頭に1回練習入れたいなぁ…。)集中して効率よく取組みたいと思います。共にがんばりましょう!(ちなみに,《緑の森よ》は日本語2番とドイツ語2,3番にしようと思っています。予習よろしく。)

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