10月25日(土)の14:00〜16:00,東京のNHKホールでNHK交響楽団第2047回定期演奏会Cプログラムの2日目を聴いてきました。1週間前にはBプログラムの声楽付き作品でしたが,今回は声楽なしで,いずれもブラームスによる作曲のコンチェルトと交響曲でした。
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ブラームス作曲
1.《ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調》op. 83
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ブラームス作曲
1.《ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調》op. 83
アンコール:ショパン作曲《24の前奏曲》から第8番嬰ヘ長調 op.28-8
2.《交響曲 第3番 へ長調》op. 90
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2.《交響曲 第3番 へ長調》op. 90
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ピアニストはノルウェー生まれのレイフ・オヴェ・アンスネスさん(1970年生まれ・男性),指揮はもちろんブロムシュテットさん!1927年生まれの指揮者ブロムシュテットさんの生演奏,しかも今回はブラームスとあって,聴きたくて(そして観たくて)出かけたのでした。(そして皆さん同じ気持ちのようで,終演後はカーテンコールに出てくるブロムシュテットさんに群がっていました…下の写真)
オーケストラ団員もピアニストもブロムシュテットさんとの共演をとても楽しんでいる様子が,音楽からも演奏している様子からも伝わってきました。特に交響曲の冒頭はブロムシュテットさんの小さいながら鋭い指揮の動きにオーケストラが反応し,圧倒的な全奏で始まりました。またコン・マスの川崎洋平さんは演奏の後半にいくに従って腰を浮かせながら全身で音を出しているかのようでした。
演奏終了後はコントラバス奏者のお一人がすぐにステージ袖に下がったかと思ったら,大きな花束をもって出てきてブロムシュテットさんに渡すというセレモニーもありました。
ちなみに今回は2階R席で聴いたのですが,ステージとの距離は思ったほど遠くは感じませんでした。意外にいいかもしれません。ブロムシュテットさんは,来シーズンは10月Aプロのブルックナーのみのようです。99歳となっても再来日してN響から音楽を引き出して欲しいと思います。
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