2025年10月27日月曜日

【合唱音楽研究会奥州56】初の礼拝参加&ラストスパート

 10月26日(日)は,午前も午後も合唱音楽研究会奥州の活動(第56回)に取り組みました。(第53回はこちら。第54回は胆江合唱祭前日,第55回は胆江合唱祭当日。)


 この日は9:30に水沢教会に集合し少し声出しをした後,10:30からの礼拝(後端前第9主日)に参加させていただき,4曲歌わせていただきました。①開会直後の「前奏」として《For the beauty of the earth》,②礼拝の中頃の「特別讃美」として《Look at the world》,③礼拝を閉じた直後の「後奏」として《I will sing with the spirit》,④礼拝終了後に「アンコール」として《ぜんぶ》でした。

 礼拝に参加するとたくさんの気づきがあります。例えば歌詞に出てくる「主」とか「神」とかいった存在が説教や賛美歌の中により具体的になって登場します。また,ミサ通常文の「Credo」と同じ内容が礼拝では毎回「使徒信条」として唱えられています。私たちが音楽(あるいは音楽作品)として接している楽曲のバックグラウンド・背景,あるいは「前提」,もしかすると「常識」のようなもの,これらに気づき知ることは表現の上でとても大切なこととあらためて感じました。有難い機会をくださった伊藤牧師さんおよび水沢教会の教会員のみなさまに感謝いたします。

 午後にはいつものように14:00〜17:00の3時間で11月22日の第2回研究発表会に向けた練習を行いました。前回の胆江合唱祭の本番でラターには一区切りがついたので,ここからは私たちにとって難関のルネサンス&ア・カペラ合唱曲であるパレストリーナの《ミサ・ブレヴィス》に取り組みました。
 まずは前々回の活動の続きとして《Credo》の後半から部分ごとの合わせを進めました。歌詞なしで音を確かめ&音楽を作り,歌詞の読み方を復習し,アンサンブルを整理する,といった流れでした。この繰り返しでなんとか《Credo》を終え,《Sanctus》《Benedictus》《Agnus Dei I》そして《Agnus Dei II》と最後まで音下がりがほとんど無いまま歌い進むことができました!
 聞くところによると会員の中で音取り用音源を作ってくださった方がいて,それを何度も聴きながら練習に取り組んできた方がたくさんいらっしゃったようですし,11月1日にはソプラノではパート練習を予定しているそうです。「より良い音楽をしたい」という欲求がエネルギーを生み出すのだと思います。素晴らしいことだし,嬉しいことです!

 発表会まであと2回練習があります。「音下がりなく通すことができた」というだけで満足せず,さらに良い音楽になるように,共にがんばりましょう!!

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