今回は遠野を舞台としたカッパたちのお話。ズモナビールも登場するドタバタなお話しなのですが,聴いたことがあるわかりやすい音楽をベースにとても難しい節回しや歌い手の絡みが展開しました。でも約100分の演奏会を楽しみました。
出演者(カッパたち)はほとんどが見知っている仲間や先輩たちですが,難しくまた途切れのない音楽を完璧に身体に入れていて,しかも演技が上手でした。すばらしい才能と努力に感心しました!!
会場はほぼ満員でした。子どももけっこういて,シリーズとなったオペラはもちろん,各出演者のファン層の厚さも感じました。
台本,音楽,演出,演奏,舞台,衣装…とそれぞれの方の才能を生かし,一つにまとまるからこその表現なのだなぁと,盛岡の伝統や文化の豊かさを感じました。今後は新たな作品を創作したり,過去作品を再演したりと,ますます盛んになっていくことを心から期待しています。

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