4月23日(火),盛岡某高音楽部指導の後,盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの通常練習に参加しました。先週はコン・マスのOK先輩の実践的かつ丁寧なレッスンからたくさん学ぶことができましたが,今週は日曜日に仙台での本番を終えたばかりの先生の久しぶりのレッスンでした。
強烈でした!先生がいらっしゃるまで,私がカンタータ177番の第1曲を,思い出しのつもりで音出ししていたのですが,その途中にいらっしゃった先生が「だらけッシモ!」と感じられて,早いテンポで音楽を引き締め,生気のある音楽にすべく,徹底的にレッスンしてくださったのです。1時間半程度の時間で,コラールの最初のフレーズの部分の42小節(全体では285小節もあるのです)をやっと形にしてもらったという感じでした。どうなれば音楽がよりよくなるか,1つのフレーズ,1つの音形,そしていくつかのパートとのアンサンブルを通して,次から次へと示して,評価してくださいました。少しでも手を抜く(わけではないけれど,力が及ばなくてできない)とすぐに指摘され,一度できたことはきちんとやり続ける,やれることは常に最大限やることを要求されます。当たり前のことなのです。
直前に盛岡某高音楽部指導で横隔膜や背筋を使ってデモしてきたこともあり,お腹や背中はもちろん,音楽に集中したので頭もへとへとでした。なんと「だらけッシモ」に音楽してきたのかと思い知らされました。大いに反省です。
6月のドイツで開催されるバッハ・フェスト,名誉ある招聘に応えられる演奏にするように,あと1ヶ月,しっかりと準備していきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿