2024年4月27日土曜日

【ZホールF合唱団】⑤イタリア語にチャレンジ!

  4月27日(土)の午前中,奥州市文化会館Zホールの中ホールにて,ZホールF合唱団の5回目の練習を行いました。この日は奥州市における最大のお祭,日高火防祭(ひたかひぶせまつり)の開催日でしたが,前回同様80名近い人数が集まりました。

 前回は学習会コーナーの2回目で【旋律の覚え方のコツ】をテーマに移動ド唱法について理解しチャレンジしてもらいました。今回は3回目,【イタリア語を読めるようになろう】をテーマに,始めの1時間は希望者のみの学習会を行いました。希望参加の時間なのですが,開始時刻の9時にはすでに60名を超える方々が待っていました。イタリア語へのハードルが高いと感じていることがわかると同時に,「イタリア語を読めるようになりたい!」という意欲も伝わってきました。

 自分もそれほど得意ではないイタリア語です。そこで今回のゴールは「イタリア語を発音できるようになった!」として,まずは記号として音読できればよしと目標を低く設定しました。アルファベートの記号の組み合わせとカタカナ読みの表をもとに,一つ一つのシラブルを確かめていくだけのことなのですが,日常生活で外国語に触れていない方には難しい感じがするのだと思います。その後に語の意味や品詞について簡単に説明し,リズム読み。「意味はよくわからないとしても,まずは「イタリア語を発音できるようになった」ね!」とまとめました。ちなみに「読み方をカタカナで初めからふってやることもできるけれど,それではカタカナしか見なくなるでしょう。イタリア語の新しい曲に出会ってもだれかに読みをふってもらわないと読めないでしょう。だから今回のステップが必要だと考えて設定したのです。」とお伝えしました。今回の学習材(「乾杯の歌」「だれも寝てはならぬ」)で育てたい『資質・能力』の一つと考えたのでした。

 その後の2時間で,①「精神歌」をしっかりとした声で歌うこと(そのためには「押忍!」でしたね),②「風の又三郎」を暗譜すること(mpの解釈もお伝えしました),③「夏の思い出」の階名唱の復習・慣れ,そしていよいよ④「乾杯の歌」のイタリア語歌唱にチャレンジ,と取り組みました。帰りがけに「今日も楽しかったですよ」と声をかけてくださる方が数名いて,取り組んできて良かったなぁとあらためて思いました。


 次回は5月11日(土)の午前です。9時からは【より良い声で歌えるようになろう】をテーマに発声法の基礎をやります。身体の仕組みや発音(身体から音が出る)の仕組みを知りながら,楽に声を出す方法にチャレンジしてみようと思います。どうぞいらしてください。

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