2024年1月28日日曜日

宮古木曜会合唱団:伴奏がつくと安心ですね

 


 1月28日(日)の午後,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。3月17日の本番が近づいてきているので,ピアノ伴奏者をお呼びしての合わせ練習でした。ちなみに普段は基本的にピアノ伴奏なしで練習しています。それは,①練習伴奏者を確保できない,②ピアノが鳴ると合唱の細部が聴こえない,③歌を雑に歌うようになる(ような気がする)からです。

 前回の1月11日は身体がほとんど鳴らず響き不足を改善できずに敗退してきたので,今回は発声練習から(「声」でなく,出てくる)「音」を意識させました。身体を楽器にして物理的に音を出すこと。その「音」のままパレストリーナをアンサンブルして響き合いを感じさせ,その後の第1部の日本語の楽曲の練習につないでいきました。

 今回の作戦はまずまず成功でした。ただし久しぶりのピアノ合わせで1曲目の「聞こえる」にてこずり時間を使いすぎたため2曲目の「ハナミズキ」は軽く扱い,3曲目の「名付けられた葉」は駆け足…結局「前へ」と「群青」には手が届かず時間切れとなってしまいました。

 本日のメインイベントは第2部のピアノ&オルガン伴奏合わせでした。モーツァルトの「Laudate Domine」はソリストもしっかり歌って合わせました。バッハの「Kyrie」(F-Durミサ・ブレヴィスより)は声楽4声をピアノで裏打ちし,コンティヌオとコラール旋律と,計6声の音楽となり,充実した響きになりました。いつもの(伴奏なしで歌っている)不安げな感じはあまり感じられませんでした。伴奏がつくと安心ですね。それにしてもオルガンのストップの選び方って難しいものです。今後も課題,勉強が必要です。

 今回初めてピアノ伴奏をしてくれるのは,山田町在住のピアノ教室の先生の佐藤南美さんです。指揮をよく見てぴったり合わせてくれます!次の合わせは2月18日です。皆さんお楽しみに。

 今日は男声が充実していました。ソプラノは3,アルトは6,テノールが5!,バスも5人でしたから,ハーモニーに厚みが出て上声部ほど歌いやすかったことと思います。毎回こうだと楽なのですが,男声には盛岡や花巻や釜石からの遠隔地会員(?)が6名あってのことでした。

 本日最後は第3部の「蔵王」でしたが,もう一人の指揮者の駿君が振るので,少し早く退席させてもらい,宮古市内で開催される演奏会に行かせてもらいました。次回のレッスンは2月8日(木)です。残り少ないレッスンですので,今日のことからの積み重ねでいきたいものだと思っています。皆さんよろしくね。

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