2024年1月27日土曜日

【合唱研第(今度こそ)17回:活動報告】あれから1年経ちました!

  1月27日(土)の午後,日本基督教団水沢教会にて,第17回(こちらは第16回だったようです)の活動を行いました(北声会さんとの合同練習は「活動日」とは別にしています)。 この日は参加者が30名ほど。北声会から2名(アルト),歌う会の方が1名(バス)が遠路はるばるきてくださいました。

 内容としては,2月10日(土)に行われる山田靖了先生による初めてのレッスンに備えた練習の1回目(2回目は来週に予定)でした。「モツレク」後半を前から順におさらいし,発音と意味を再確認したり不安な音程を確かめたりしました(最後の1曲はできませんでした)。今日は声質が比較的そろっていて,優しく響き合う音質でしたので,ホモフォニーの楽曲はよい響きでした。"osannna"などポリフォニーの楽曲の音はやはり難しく,時間をかけて何度も繰り返したり全パートを全員で歌うことでポリフォニーに慣れたりしながら,音楽を確かめました。


 練習終了後の30分間,本会を牽引してきてくれた事務局長のOMさんを中心に1年間の振り返りの会がありました。合唱音楽研究会奥州の活動をはじめたのは,昨年(2023年)の1月22日,メイプルの地下でしたメイプルの振興対策も兼ねたつもりでしたが,閉店していまいました。残念)。その折に話したこと,本会の趣旨(?)を今日は再びお話しさせてもらいました。

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・少々難し目でも,正統的な合唱曲にチャレンジする場を作りたかったこと
・そういう場が,奥州市に1つくらいはあって欲しいと感じたし,それは街の文化レベルを表していると思ってきたこと
・そういう楽曲への挑戦は抵抗感が強く「無理だ」と思ってやめてしまうこともありがちだと思うが,やめてしまったらその先の世界へはいけないこと。
・今後も「自己規制しない」で,楽しみながらよりよい音楽を一緒に目指していきたいこと
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 そして,「モツレク」演奏会後のプランをお伝えしました。

◯ルネッサンス音楽…パレストリーナのミサ曲など
(無伴奏でハーモニーを作るのはハードルが高いものです)
◯感情を表現できる音楽…ジョン・ラターの賛美歌
(夏に「福井敬ふるさとコンサート」があるので,声楽的な欲求を満たすタイプはそちらで)
◯日本語の歌い方を考える…難しくない日本語の曲
(会員から「日本語だったらどんなふうに音楽にしますか?」との質問を受けたことをもとに考えました)

 時間を見つけて,YouTubeなどで聴き慣れてもらうようお伝えしました。

 合唱音楽研究会奥州の活動は,私の独りよがりの思いで始めたもの,恩師である故二木千賀子先生の言葉と思いを支えに始めたものでした。2年目となる2024年は4月に「モツレク全曲演奏会」,10月に「胆江合唱祭」と2つのステージは決まっていますが,「本番をめざして」というよりも,様々な作品をとおして様々な合唱音楽の良さに触れることができる1年にしていきたいと思います。私の時間も増えますから!

 今後もどうぞよろしくお願いします。そして,興味のある方はぜひきてみてくださいね。いつでもお待ちしています。

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