2023年11月18日土曜日

【合唱研第16回:活動報告】大人数で「モツレク」全曲音を出したぞ

 

 11月18日(土),水沢教会で合唱音楽研究会奥州の16回目の活動がありました(第15回は胆江合唱祭本番)。前回からおよそ1ヶ月,5週間ぶりの活動でした。この日は盛岡市で活動している混声合唱団北声会から12名(常任指揮者の西野さんも)ご参加くださいました。というのは,4月5日(土)に北声会主催,合唱研共催で「モツレク」の全曲演奏会を開催することになったから,その最初の顔合わせ的な位置づけだったからです。合唱研は36名,計48名となり,教会は空席なく腰掛けた上に折りたたみ椅子まで出すほどになりました。

 加えて,「岩崎姉妹のSP合唱団に参加していました。」とか「先日の胆江合唱祭を聞かせていただきました。」と,この日初めて参加してくださった方がなんと5名!仲間が増えてとても嬉しくなりました。

 活動の始めに,「レクイエム全曲演奏会」の概要(後ほどご報告します)を口頭でお伝えし,北声会も私たち同様でコロナのため「モツレク」前半しか本番できておらず,後半,そして全曲をなんとか演奏したいと思っていたところで,思惑が一致した…といった説明をしました。また,北声会委員長の石亀さんと常任指揮者の西野さんからのご挨拶もいただきました。

 まずは歌い慣れている「Domine Jesu」から音を出し,続けて「Hostias」…と後半を一通り音を出しました。合唱研も北声会も「以前練習したけど,久しぶり」な感じで,音がわかるところはがんがん声を出している感じ,でも落ちることなく(「Hosanna」以外は)最後までいけました。休憩を挟んで,前半「Requiem」から「Lacrimosa」までを音を出しました。こちらはそれぞれの会とも本番を経ているだけあってある程度音楽を考えながら歌っている感じはしました。気をつけたのは初めての方々です。クラシックな合唱が初めての方は,音符の多さと動きの忙しさとラテン語と…目を回したことでしょう。ですからそういう方には「まずはどこを歌っているのか」が聴いていてわかることを目指してもらいました。

 さらに休憩後には「Hostias」の無意味シラブル唱に取り組みました。みなさん張り切って声を出しまくっているので,「体を楽器にして,楽器の持つ一番いい音で音楽しましょう。」と,皆さんが比較的見通しがきいている簡単な曲を使って息遣いやハーモニーの方向を探ってみました。「器楽奏者は楽器の音だけで音楽しているわけだから,まずは私たちも(歌詞なしで)楽器(=身体)の音でよりよい音楽しましょう。」というねらいでした。すると歌うことだけでなく聴くことにも注意を払って歌うようになってくれました!

 諸連絡の後,初めてご参加の4人(1人は途中で帰られた)の方からご挨拶をいただきました。「レベルが高くてついていけない」とおっしゃるので,「初めからこうあったわけではないし,合唱は一人で歌うのではなく支え合って歌うから,大丈夫!」と次回も来てもらえるようお話ししました。

 次回12月3日(土)は今日と同じく水沢教会で合唱研だけの活動です。少し丁寧に音や発音を確かめていきたいと思っています。そして12月23日(土)が次の合同練習日となります(盛岡会場)。場所は未定ですが,たくさんの方が盛岡に行って山田先生の貴重なレッスンを受けられることを願っています。

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