本日(7月15日(土)),水沢教会にて9回目の活動を行いました。
まず,新しい会員が1名それもバスに増えたのです!奥州市で昔から合唱に取り組んでいらっしゃる大先輩,去年の「モツレク」前半の演奏の際にソロもやってくださったSさん,心強くとても嬉しく思いました。久しぶり(1ヶ月と少し)に声を聴きました。柔らかでよい印象でしたが,「音符歌い」の傾向が強くありました。そこで,「1つのフレーズは一つの息の流れ。音程が変わるのは色が変化するような感じ。息の流れを音符ごとに入れる,まるでタンギングのできない小学生がリコーダーを吹いているような息の使い方はやめましょう。」とイメージを伝えて練習しました。
北声会さんのコンサートに出られた方もいらっしゃったのでその感想(ラターの『ミサ・ブレビス』)を交流しながら,先方からのお誘いのあった4月の『モツレク』演奏会の話題にもちょっと触れました。また,10月15日(日)の胆江合唱祭での演奏曲目についてもお話しました。『モツレク』から『Domine Jesu』とバッハのカンタータ147番のコラールです。「『Domine Jesu』だけでなく,Offertoriumとしてもう1曲(『Hostias』)もやると時間がちょうどいいのではないか。」とのご意見もありました。なるほどとも思いましたが,その2曲だと後半が同じになってしまうこと,聴き手の方々が知っている曲が入った方がいいと思うことから,やはり原案通りに行こうと思います。
練習は,まず賛美歌262「聞け,天使の歌」(メンデルスゾーン作曲)で喉ならし(でも実は大切なのは「耳慣らし」だと思っています)をしました。
その後はずっと『Domine Jesu』をゆっくり丁寧に音にしました。後半の2回り目でもあり久しぶりでしたので,「音を確かめる?それとも歌詞を確かめる?」と選択肢を示すと,すかさず「歌詞」と返ってきました。そこで,部分部分に分けながら発音や意味を確かめてゆっくり音にする練習を進めました。ソロの部分は時間切れでできなかったので次回やりましょう!
最初の発声練習で伝えた「1つのフレーズは一つの息の流れで」に気をつけながら繰り返したことで,だいぶ表現が変わりました。難しい音程でも,難しい発音でも,息の流れがデコボコしないようにしようとすると,(おそらく)腹筋や横隔膜が良いように機能して,音色が良くなり,結果として音が溶け合いやすくなります。今日はだいぶいい感じの音楽になりました。
次回は来週の7月22日(土)は,ソロの部分のおさらいと,テンポアップで安定させることに取り組みましょう! 帰りは久しぶりに水沢駅から列車に乗りました。恒例の風鈴がたくさんあって,「水沢駅だなぁ〜」と懐かしくなりました。
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