2025年2月17日月曜日

【ZホールSP合唱団・06】男声のみの練習は充実!

 


 2月15日(土)14:00-17:00にZホールの展示室でZホールSP合唱団の男声のみの練習を行いました。この日の参加者はテノール1(上)が3名,テノール2(下)が3名,バリトンが5名,バスが3名と前回の男声練習ほどではありませんでしたがたくさん集まりました。欠席者はどのパートも1名くらいでした。しかも新しく1名がご参加くださいました。奥州市出身で今は盛岡で私と一緒に音楽活動しているSK君,心強いです!

 前回日本民謡系は大方やったので,今回はイタリア民謡のほうを確かめようと臨みました。まずは男声合唱曲の《マンマ》です。久しぶりだったので部分的に取り上げて練習したり及川貢先生の指示を確認したりしました。

 後半は《ヴォラーレ》でした。前回はさわりだけやったので,今回は本格的な復習です。もう一人の合唱指導者の佐藤智恵子先生に女声の主旋律を歌ってもらいながらまずは楽曲全体の感じを掴みました。その後,初めてのパート練習を設定しました。3箇所(テノール1,テノール2,バリトン&バス)に分かれ,パートリーダーのリードで音取りしました。30分ほどやって集合し合わせ練習となりました。パート練習は時間的にも効率的だし,音楽的にも集中して取り組めます。その甲斐あってなんとか最後まで通せるようになりました!(一方,他パートとの音程関係やモチーフの関係など楽曲の全体像に関わることは把握しづらいので,全体像に位置付けながら自分のパートの音楽を作る,といった戦略には向いていません。)


 帰りの列車では滝沢市からご参加の方と一緒になりました。各所の《第九》合唱にご参加とのこと。「矢巾の田園ホールの柿落とし第九公演のとき,ご一緒してたようですね。」と声をかけられ,1990年に岩手大学管弦楽団第30回記念定期演奏会での《第九》の合唱指揮と並行して矢巾のテノールのトレーナーをやっていた40年も前のことを思い出しました。

  
 ちなみにその後,1992年にはZホール(旧水沢市),1994年には胆沢文化創造センター(旧胆沢町)でそれぞれ第九公演があり,いずれもテノールのトレーナー的な役割としてたくさん学ばせていただきました。自分自身がよいチャンスをいただいていたと思うと同時に,こういう企画は多くの方が音楽に親しむきっかけになるんだなぁ,とあらためて思いました。


 翌日(2月16日(日))の女声のみの練習は佐藤智恵子先生にお願いして,私は宮古に行くためお休みしました。「イタリア民謡「夢見る想い〜スペインの女〜アルディラ」のメドレー、日本民謡「子もり唄(あずきまんまさ)」をパートごとに丁寧に音取りしました。」とのことでした。

2025年2月10日月曜日

【演奏会・聴いてきました】キャラホール少年少女合唱団コンサート

 2月9日(日)13:30から盛岡市の都南文化会館キャラホールで第31回キャラホール少年少女合唱団の恒例のコンサートを聴いてきました。この日は午前中に奥州市のZホールSP合唱団の男声の練習があったので,終わり次第水沢駅に行き11:53発の下り列車に乗って岩手飯岡駅まで行き歩いてホールに向かいました。ちなみに「キャラ」とは旧都南村のシンボルの樹木の伽羅木からのネーミングで,私が都南村の職場に勤めていた頃(昭和の終わりから平成の初め)に建てられていたホールです。

 このコンサートは,毎年募集される子どものための合唱教室のような公民館活動の1年間の学びの成果の発表会として行われてきたものです。合唱好きの小中学生の集まりなので入れ替わりはあるものの年々レベルも規模も高まり,第一部はミュージカル,第二部は合唱曲集といったステージ構成が定着しています。

 今回の第一部は合唱ミュージカル「ふしぎの国のアリス」(作詞:中山知子,作曲:越部信義)でした。合唱を歌う子どもたちは生き生きと楽しそうでした。加えて台詞あり演技ありダンスありの子どもたちもよく覚えてスムーズに展開していました。(伴奏の音がPAを通して聞こえるのですが,スピーカーの近くのためか少々大きめに聞こえ合唱が聴きづらく感じました。)

 第二部では小中学生にOBOGも加わっての演奏でした。混声の演奏もあり,100名ほどの合唱ではみな楽しそうに歌っていました。きっと歌うことが大好きなのでしょうね。見て聴いているこちらも楽しい気分になりました。

 指導なさっているのは赤沼利加さん,大学の大先輩です。盛岡近辺の合唱好きの子どもたちを,「歌うことを通して,自分でも気づいていなかったいい自分に出会ってほしい」(プログラム・パンフレットの「演奏ノート」より)との願いで30年以上育ててきたその成果が,歌い手一人一人の姿に現れていたように思い,素晴らしいお仕事!と感じました。

 県内には北上市にはミューズコーラス隊奥州市のZ児童合唱団など同じような児童合唱団がたくさんあるようです(こんなサイトがありました)。学校での部活動が任意参加になる中,社会教育団体の担う役目がますます大きくなっていると考えます。未来に生きる子どもたちはもちろん,地域の文化を高めることにもつながる素晴らしい活動を今後も続けてほしいとあらためて思いました。

【ZホールSP合唱団・05】日本民謡の女声合唱・男声合唱

  2月8日(土)の14:00〜17:00には女声のみ,9日(日)の9:00〜11:30には男声のみで,ZホールSP合唱団の5回目になる練習を行いました。いずれも日本民謡の同声合唱曲の音出しがメインで,ほかに日本民謡で音取りが不十分なところがあればおさらいするといった内容でした。

 初日(2/8(土))は,いずれもピアノ伴奏付きで女声二部合唱の《南部松坂節》と女声三部合唱の《外山節》の2曲の音出しをしました。女声の皆さんの中には他の合唱団で歌っていらっしゃる方が多く,この2曲は比較的短時間で歌えるようになりました。日本民謡の混声の楽曲のおさらいもおおかたでき,残りの時間にイタリア民謡の女声合唱(メドレー)の復習にとりくみました。音取りはだいたい終えたので,次回2月16日(日)13:00〜16:00の練習はパートリーダーさんにお願いして基礎的な内容のパート練習を中心にすることにしました(この日は私は演奏会が近づいている宮古木曜会合唱団の強化練習に行くことになっていました)。

 翌日(2/9(日))は午前中からの男声の練習です。人数が少なく人集めに苦労しているのですが,それでも19名中17名が集まりました!この日初めての参加となる方も2名いらっしゃいました(新しく申し込まれた方でお一人はお知り合い経由で誘われた滝沢市の方,もうお一方は以前オペラにご参加なさった方でたまたま水沢江刺駅で及川貢先生とお会いしてお誘いされたとのことでした)。
 男声合唱の楽曲はピアノ伴奏付き二部合唱《酛摺り唄》です。旋律がつかみづらいので少々苦戦しましたがなんとか通して歌えるようになりました。日本民謡の混声の楽曲の復習では《大漁節》に少々苦労しましたが,難しいかなと思っていた《子もり唄(あずきまんまさ)》や《南部外山節》はしっかり歌える方が支えてくださっていて,思ったよりできていました。でも個別には様々ありそうですので,次回2月15日(土)14:00〜17:00の練習で女声同様パートごとに丁寧に音取りを進めようと思っています。加えて,混声合唱ながら男声が四部に分かれる《ヴォラーレ》を自信を持って声を出せるようにこちらも取り上げる予定です。

 9月14日の本番に向けてまだ時間はありますが,4月以降1月に2回の土&日(計4日)の練習となり,間が開く貴重な練習となりますので,3月までのこの期間に基本的なところを充実させておきたいと思っています。楽しんで音楽していきましょう!お待ちしています。



【合唱研第38回:活動報告】なんとかCredoの最後まで

  2月8日(土)9:30〜12:00に水沢教会で合唱音楽研究会奥州の38回目の活動を行いました。前夜雪が降り,水沢駅前は全面真っ白でした。

 参加者は30名ほど。そのうち男声がテノール2名(後3名),バス2名と安心して歌える(?)人数でした。発声練習の後,(ピアノ伴奏の八木絵未さんの到着が遅れたので)無伴奏の楽曲からと考えパレストリーナの《ミサ・ブレヴィス》に取り組みました。前回前々回さらに前…となかなか攻略できなかった難関の《Credo》の「最後のページ」に入らんとするところからです。午前中のためか,発声が少ないためか,この日は全体の音下がりが酷かったのです。しかし「《Credo》の音出しを終わらせる」ことを優先し,とにかく歌詞の発音,意味,リズム読み,音取り…に取り組み,長く時間がかかった《Credo》の最後になんとかたどり着きました(皆で拍手し健闘を称え合いました!)。

 その後,ピアノ伴奏をつけて《Look at the world》と《For the beauty of the earth》に歌い慣れ,最後に日本語の《ぜんぶ》を歌って終えました。

 パレストリーナのミサのCredoの最後までなんとかたどり着きました。取り組んでみながら課題が見えてきました。難しさのポイントとその原因を挙げてみます。
【無伴奏】…「正しい音程へ意識(価値?)不足」「発声の悪い癖」
【ルネサンス音楽】…「機能和声(DTシステム)で把握できない和音の変化」「ポリフォニー」
【ラテン語】…「アルファベット記号への馴染み」「単語の意味把握や慣れ」
【宗教曲】…「表現されている内容(テキスト)の理解」「心情の理解と表現」

 こういう課題を,演奏を通してクリアしていくことで合唱音楽の世界がさらに広がっていくのだと感じました。《ミサ・ブレヴィス》はまだ続きますが,地道に1フレーズ1フレーズ取組んでいきましょう。次回は2月22日(土)14:00〜17:00水沢南地区センター音楽室です。お待ちしています!

2025年2月7日金曜日

【宮古木曜会合唱団】練習会場の響きは大切


  2月6日(木)の夜には宮古木曜会合唱団の通常練習がありました(19:00-21:00)。先週1月30日(木)に続けてのレッスンで,今回はいつもの山口公民館ではなく強化練習でよくお借りしている磯鶏幼稚園のホールでした。以前も書きましたが,ここはとても響きが良く,喉でがんばったりしなくても身体から良い響きが出ていれば自然に響き合う会場です。

 この日も,喉を広げる発声練習で出てきた響きのまま,ビクトリアの《Teadet》の練習に取り組みました。柔らかに響き合いました(言葉の運びがもたついていましたが)。ホモフォニックに進む部分は音符歌いにならないこと,文(句)末のポリフォニックな動きの部分は音楽を表出することを練習しました。

 続いて《O Musica》です。「du viel Lust」などたとえ細かい音符に乗っている言葉でも,ドイツ語はラテン語以上に語感を表現しないと音楽が生きないので,身体をしっかり使って歌うことを練習しました。

 はじめは0人だったテノールが増えてきて3名(バスは1名のまま)になったので,久しぶりに《Glaspolskan》に取り組みました。しなやかなリズム取りと音の粒の均質さ(明るさ)がポイントでした。軽やかな楽しい音楽ですから,歌い手が軽やかに楽しんで歌えるようになりたいものです。

 本番まであと5回練習の機会をいただいています。3月23日(日)の本番(イーストピアみやこ)でよりよい音楽ができるよう,目の前の課題を一つ一つクリアしていきたいと思います。入場無料(整理券は必要)ですので,皆さんぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。

 この日も21時過ぎの国道106号はアイスバーンで「この時期らしい」様子でした。皆さん,お気をつけてお通りください。

2025年2月3日月曜日

【ZホールSP合唱団・04】日本民謡の混声曲の音出しが(やっと)できた!

 


 2月1日(土)と2日(日)の午後,奥州市のZホールの中ホールで,ZホールSP合唱団の練習を行いました。これまで3回(6日間!)練習したのですが,東京から指導にいらっしゃる及川貢先生が指揮するイタリア民謡の混声,女声,男声の曲に取組んできていて,私が指揮する日本民謡の楽曲に取組む時間がありませんでした。イタリア民謡が一通り音出しできたので,今回はやっと日本民謡への取組を始めました。

 今回演奏する曲は女声合唱2曲,男声合唱1曲,混声合唱4曲の予定です。
・ピアノ伴奏付き女声二部合唱《南部松坂節》
・ピアノ伴奏付き女声三部合唱《外山節》
・ピアノ伴奏付き男声二部合唱《酛摺歌》
・ピアノ伴奏付き混声三部合唱《千福山》わらべ唄
・無伴奏混声四部合唱《子もり唄(あずきまんまさ)》ソプラノ独唱付き
・無伴奏混成四部合唱《南部外山節》バリトン独唱付き
・ピアノ伴奏付き混声四部合唱《大漁節(岩手県宮古地方大漁節による)》バリトン独唱付き

 いずれも千葉了道先生の編曲によるものです。千葉先生には私が岩手大学合唱団に在籍していた頃に半年間だけでしたが指導していただきました(その後体調を崩されて入院なさいました)。作曲だけではなく岩手の合唱活動をリードなさり(岩手県合唱連盟が主催するコンクールに「千葉賞」というのがありますが,これは千葉先生のご功績を称えて付けられた名称です),当時の合唱愛好家ならみな知っていた存在でした。今回「日本」の民謡がテーマのステージですが,岩手県に関連した民謡を取り上げてみようと千葉了道先生の作品集から選曲しました(南部ですが…)

 合唱と日本民謡は,「音楽」とはいっても特徴は大きく異なります。そして相容れない要素もたくさんあります。ですから両者の特徴を生かしながら「合唱で綴る日本民謡」にまとめることが大きな課題だと感じています。今回の練習ではそのこともお話し混声合唱の4曲を音源を聴いたりしながら歌ってみて全体像を掴むことができました。ご参加の合唱団のみなさんは積極的に声を出したり教えあったりして早く覚えようと努力なさっていました。

 次回は,2月8日(土)14:00-17:00は女声2月9日(日)9:00-12:00は男声と,別日に分かれての練習です。まずはそれぞれの日本民謡の曲の音を出し,その後は不十分だった音取りを進めることにしようと思っています。

 男声がまだまだ足りません。ご興味を持たれましたら,遠慮なくZホールの事務局にお問い合わせください。お待ちしており余す。

【演奏会・聴いてきました】季節のちいさなコンサート・菊池葉子(MS)&八木絵未(pf)

 


 2月2日(日)節分の日のお昼前(直後にZホールSP合唱団の練習があり大忙し!),奥州市の岩谷堂地区センターの音楽室に「季節のちいさなコンサート 〜歌とピアノとおしゃべりと〜」と題したコンサートを聴いてきました。(1回目(11:30〜)を聴きました。同日に2回目(14:00〜)も開催されたようです。)

 このコンサートは昨年5月からはじめて今回が3回目とのこと。春(5月)は同じ会場,夏(8月)は喫茶ミニヨンと小さな会場を選んで「演奏家との距離が近く息遣いを感じられたり,肌で音楽の迫力を感じ」たりできるようにと企画して取り組んでいるようです。今回は座席数は30程度,お客様は合唱仲間や教員のお知り合い(?),そして小さな子どもも数人いました。

 今回のプログラムは冬の歌を集めて,《ペィチカ》《冬景色》《雪》などから,ブラームス やシューマン,シューベルトの歌曲まで幅広く取り上げていました。音楽(声楽)への導き的な流れで,幅の広さが工夫されていると感じました。ピアノソロの曲もあり,50分間を楽しくそして興味深く過ごせる内容でした。

 歌い手はメゾ・ソプラノの菊池葉子さん。教育現場でお仕事をしながらアウトリーチ活動にも積極的に取組んでいます(選曲やトークに経験が生かされていました!)。合唱経験も豊富でZホール児童合唱団の指導もなさっています。堂々とした歌を聴かせてくれます。ピアノは八木絵未さん。花巻のピアノ教室の先生をなさりながら伴奏のお仕事も多く,合唱音楽研究会奥州でもお世話になっています。丁寧な音楽で歌に寄り添ってくれます。お二人とも学生時代から盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの仲間でした。

 以前も何かのおりに書きましたが,近隣の市町村に比べて奥州市は音楽(声楽や合唱)がそれほどさかんではないように感じます。そんな中で奥州市出身の若いお二人が奥州市で音楽活動を続けていらっしゃることはとても心強く,貴重で素晴らしいことだと思っています!今後も続け,生の音楽に触れることの素晴らしさを体験できる場をたくさん提供していっていただきたいと思いました。

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