令和8年8月8日(土)の午後(ものすごい雨と雷でしたね。奥州市の一部では道路の冠水もあったとか…),奥州市の水沢南地区センターで合唱音楽研究会奥州の74回目となる活動を行いました。前回(第73回)は水沢教会で「声の響きが豊かになったのは会場のおかげ?」などと考えたりしながら,でもしっかりと声を出して歌うことに慣れてもらったのでした。その時に希望してもらったモーツアルトのミサ曲KV259のソロについて,今回はいよいよチャレンジを始める回でした。
発声の後,《Kyrie》のソロを希望した方には最前列に移動していただき,立って歌っていただきました。ピアノなしの1回目の通しの際は,ソロの所になると不安気な空気が漂い,調が怪しくなることもありました。しかし,部分を取り上げて合唱を練習したりソロに繋げたりと繰り返すうちに,ソリストの声がだんだん明瞭になってきました。途中からピアノ伴奏者の八木絵未さんがいらっしゃったので伴奏を弾いていただきました。するとソロの方も安心して声を出せるようになったようで,さらに安定して歌えるようになりました。同時に合唱の部分も音楽がシャキッとしてきました。予想以上の出来でした。続くソロなしの《Sanctus》では音楽の繰り返しと変化の構造を理解していただきながら表現を工夫しました。次に《紅葉・冬景色》に取り組みました。先に《冬景色》を使って「薄い声」での歌唱表現にチャレンジしました。身体をしっかりと使って「薄い声」を出すのはとても難しいのですが,冬の朝の感じ(?)の音楽に近いたように思います。残念なのは,なぜかこれらの楽曲の際の音のとり方が低めなのです。「ピアノが聞こえていないのか?でもモーツアルトではそうでもなかったし?…」と考えると,もしかすると知っている旋律なので,旋律全体として大ざっぱに歌っていて,音高吟味の精度が下がっているのではないかと思いました。このあたりは次回の課題かと思っています。
最後にチルコット編曲の無伴奏《Furusato》(こちらは不思議なことに音が下がりませんでした)。主旋律を歌うパート・ソロをまず吟味しました。ふるさとを遠く離れた場所でふるさとを思い出しながら言葉を紡ぐ歌にしたかったからです。よく健闘してもらいましたが,まだまだ。(これもまた)次回の課題としました。
9月27日の胆江合唱祭まではあと3回です(8/22(土)午前,9/6(日)午後,9/26(土)午後)。ソロへのチャレンジを通して,より充実した響きをめざしていきたいと思います。なお,ソロの分担について2回目の希望をとりほぼ埋まりました。次回までにまとめてご連絡しようと思っています。

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