2026年6月28日日曜日

【演奏会・聴いてきました】老舗の盛岡コメット混声合唱団は声が充実傾向にあり


 6月28日(日)の午後,盛岡市の都南文化会館キャラホール・大ホールに盛岡コメット混声合唱団第61回定期演奏会を聴きに行ってきました。盛岡だけでなく奥州市の合唱仲間も聴きにきていました(確か今日は一関市民合唱団定期演奏会で仲間の何人かが本番だったような…)。6月末の梅雨真っ只中なのに外は晴れて真夏日寸前の暑さでしたが,ホール内は半袖ではくしゃみが出そうなくらい寒い空気でした。

 プログラムは下の通りでした。
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【演奏曲目】
第一部 全日本合唱コンクール演奏曲(指揮・ピアノ:雫石環)
・"Die Beredsamkeit(雄弁さ)" 詩;G. E. Lessing, 曲:Haydn
・《混声合唱とピアノのための「意匠,その儚い雪や夢の陰に》詩:佐伯圭,曲:宮本正太郎
第二部 盛岡スコーレ高等学校・盛岡市立高等学校合唱部 合同演奏(指揮:千葉祐也,ピアノ:村上博恵)
・《みなみと,青。》詩:福永星,曲:土田豊貴
第三部 ロベルト・シューマンの合唱作品(指揮:千葉祐也,ピアノ:雫石環)
・"Es ist verrathen(もうバレてるよ)"詩:E. GHeibel
・”Am Bodensee(ボーデン湖)"詩:A. von Platen
・"Zigeunerleben(流浪の民)"詩:E. Geibel
第四部 宮沢賢治生誕130年記念企画(指揮・ピアノ:雫石環)
・《雨ニモマケズ》曲:山本修平
・《岩手軽便鉄道の一月》曲:長谷川恭一
・《鳥のように栗鼠のように》曲:林光
・《種山ヶ原》編曲:信長貴富
・《告別(1)》曲:千原英喜
・《混声合唱組曲「心象スケッチ」》曲:高田三郎
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 間もなく創立70周年を迎えるこの合唱団は,岩手県においては混声合唱団の老舗的な存在です。今回は女声が16名,男声が13名とかつてよりは少なくなったものの混声合唱の充実した響きを聴かせてくれました。ヴォイストレーナーがいらっしゃるせいか,声の方向性がそろっていて,(各パートの中音域のフォルテなど)しっかり鳴ったときにはよく溶け合って聞こえました。今回はドイツ語の楽曲にも挑戦とのことでしたので楽しみにして行きましたが,たくさんの歌詞をしっかりと覚えて(中には暗譜の方もいらっしゃいました!!)歌っていました。また宮沢賢治企画も楽しみにしていました。新しい曲では詩の新しい面を見つけられたようにも思いましたし,高田三郎などは盛岡コメット混声合唱団の十八番のようで丁寧に歌われていたと思いました。

 一時よりも声が充実してきたので全体に音楽が安定してきたと思いました。特に男声(主にバス)の響きが増したときにハーモニーが充実していました。一方言葉がよく聞き取れず伝わってこなかったり,デュナーミクや音域によって発声が変わってしまって響きのまとまりにむらができるのが残念でした。難しいものですね。

 ステージ構成,高校生とのコラボレーション,またプログラムの裏表紙に載っている活動予定など多くのヒントもいただきました。8月の全日本合唱コンクール岩手県大会での演奏を楽しみにしています。

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