2024年1月13日土曜日

【モツレク合同練習②:活動報告】前半の前半を重点的に in 奥州

  1月13日(土)の午後,奥州市の駒形神社の境内にある龍昇殿にて,2回目の合同練習を行いました。1月なのに雪のない街中でしたが空気は比較的冷たい一日でした。

 当初は水沢南地区センター音楽室を会場に予定していましたが,12月23日の練習の際の人数から,奥州+北声会+歌う会では狭いだろうと言うことで,その後急遽様々な場所にあたってみたのでした。Zホールの広い部屋は埋まっていて(吹奏楽のアン・コンでした),胆沢文化創造センター前沢ふれあいセンターもだめ,常盤地区センターの会議室は15時以降しか使えず,金ヶ崎の中央生涯教育センターは資料料が高く,胆江地区勤労者教育文化センターはホールの貸し出しを中止しており…と広めの会場で心当たりのところはみなだめでした。そんな中,合唱音楽研究会の会員の方がこの龍昇殿をご紹介してくださり貸してくださったのでした。宴会や会議に使われる大きな部屋があり,水沢駅から近く,近隣の駐車場は充実し,暖房も使わせていただける,そして大きめの音が出るキーボードも貸してくださる!!と,とてもありがたい会場です。次回2月10日(土)もお借りすることとしました。関係各位に心より感謝申し上げます。

 60名以上は集まったと思います(人数を把握している方,コメントください)。「モツレク」演奏会本番に出られない合唱研の方も来てくださいました。北声会からも10名以上,そして多くは盛岡近郊にお住まいと思われる「歌う会」の方々(宮古からも2名),そして遠くは山形からも(山響アマデウスコアのパトリのHさん)ご参集くださいました。奥州市でこれだけの人数でモーツァルトの練習に取り組めることが,とても嬉しく思いました。高校生などもいればよい刺激になるのになぁ,と欲張ってしまいそうです。

 練習は,前回が終曲のフーガを中心に練習したので,まず第1,2曲のポリフォニックな楽曲から取り組みました。ラテン語の発音や意味を確認し,全員で(ユニゾンで)テーマの歌い方を考えながら工夫し,パートに分かれて役割を確かめる。それと並行しながら,声楽的にどう対応すると音楽を生かせるのかにチャレンジしました(クリアできなかったところは,今後の方向性として理解してもらいました)。

 後半(もだいぶすぎてしまいましたが)第3,5曲目のホモフォニックな楽曲へと進みました。こちらは音さえ取れていれば,あとは聴くことができれば現段階ではOKです。そして最後に駆け足で第7,8曲を音出しして終わりました。

 練習したところはすぐによくなりますが,その先に進むと明らかに「混沌」とします。これはある意味良いことで,練習の効果があるということです。歌い手の可能性があるということです。ですから,今後の目標としては「ここはこう歌う」という各箇所の表現方法を理解して熟達するのではなく,「こういう場合はこのように対応する」という力量,資質・能力を引き出し習慣化させることだと考えています。「過去の経験から,状況によって最適な解をいつでも引き出せる状態」(為末大・今井むつみ著『ことば,身体,学び 「できるようになる」とはどういうことか』扶桑社新書473,扶桑社2023p.111)にしていくこと。見方を変えると,合唱団の力量を高めること,とも言えます。

 残り少ない練習の機会ですから,なんとか合唱団としての力量を高めて効率よく取り組んでいく必要があります。皆様,どうぞよろしくお願いいたします。なお次回は山田先生によるレッスンです。合唱研奥州にとっては初めての体験,学びのチャンスです。しっかりと準備してたくさん学びとれるようにしましょう!!

2 件のコメント:

  1. 北声会20名、歌う会18名、合唱音楽研究会奥州32名、総勢70名でした

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  2. コメントありがとうございます。奥州市で70名でモーツァルトが歌える日が来たなんて!末長く続けていきましょうね!

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