11月23日(木・祝)の午後,ウクライナ・フィルの第九の小中学生の指導をソプラノ・パートリーダー のAAさんにお願いして,私は岩手大学合唱団第70回記念定期演奏会に向けたOB・OG合同合唱団の指導に行ってきました。演奏会は今度の1月21日(日)14:00開演,盛岡市民文化ホール(マリオス)大ホールです。
この日は(第3部としては)3回目の練習でした。盛岡近郊だけでなく,岩手県内だけでなく,東北各地,関東からも集まり,50人はいたと思います。懐かしい顔やら大先輩方,そしえ現役学生も10名ほども参加してくれました。本来ならSM先生のご指導の予定で,それを楽しみに集まったのでしたが…私の指導で残念でしたぁ〜
普段は合唱団に所属していない方も多くいるので,まずは「体を楽器・パイプにする」発声練習をしました。続いてパート練習を,と思ったのですが皆さんほぼ必要ないほどさらってきていて(SBはリーダーがいたけどTAはリーダーがいなかったのもあって),「全体練習がいい」という声が多く,ヴィヴァルディの「グローリア」の全体を確認したり,ブラッシュアップしたりといった練習になりました。
久しぶりの人もいるとは思いますが,基礎力があるせいか,出てくる音はなかなか良い感じです。張り切って歌ってるので,(特にポリフォニックな部分では)「パートの役割を自覚して,テーマや周りの音楽を聴く」こと,「ハーモニーのバランスを想定する」こと,「溶け合う響きの声を目指す」ことなどが主だったポイントでした。
第3部の練習の最後に,アンコール予定の「岩手大学学生歌」(千葉了道先生作曲)と「ほしめぐりの歌」(林光作曲)の音を出しました。「学生歌」は「岩手公園でクダを巻いている感じじゃなく,素敵な歌詞を伝えましょう!」とお話ししました。学生歌の合唱を聴いていて,懐かしくて涙が出そうになりました!
一区切りつけて,第2部に出る予定の方々のために,宮沢賢治シリーズの音を駆け足で出しました。歌った事のある曲や他の合唱団で振った事のある曲などでしたので難しいポイントはわかりましたが,解決するだけの時間はありませんでした。ごめんなさい。
この日はチラシや招待券が配られました。音楽もいい感じになってきて,あと2ヶ月って感じになりました。私が初めて出たのは第31回…それから40年・40回も繰り返されてきたのですね。ご指導くださったSM先生に心から感謝です!素晴らしい文化を盛岡に,岩手に,私たちに伝えてくださったこと,「自己規制するな!」と若いときにチャンスをくださり鍛えてくださった事,そんな歴史の積み重ねを改めて感じた午後の練習でした。
みなさん,ぜひ聴きにいらしてくださいね。
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