2025年7月6日日曜日

【演奏会・聴いてきました】アンサンブル・コンフオーコ:「まとめる」ってこと


 7月6日(日)の午後,奥州市のZホール・中ホールで女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ「第15回コンサート」を聴いてきました。

◯プログラム
第1部 女声合唱曲集「六つの子供の歌」(中田喜直作曲)より
第2部 《木下牧子 アカペラ・コーラス・セレクション》より
 「サッカーによせて」「ブリンピースのうた」「棗のうた」「いっしょに」「さびしいカシの木」
第3部 小野寺日奈 ソプラノステージ(ピアノ 阿部美礼)
第4部 マリア讚歌 作品171(J. G. ラインベルガー作曲)
第5部 「さだまさし作品による混声合唱曲集」より(賛助出演 メンネルコール,ピアノ 永野留美子)
 「北の国から」「秋桜」「案山子」
第6部 会場のみなさんと一緒に 《夏の思い出》

 指揮は(第3部を除いて)すべて佐々木まり子先生です。この合唱団は「水沢で宗教曲も歌える本格的な合唱団をつくりたい」という故二木千賀子先生の想いに応えて盛岡市在住の佐々木まり子先生を指導者にお迎えして始まった合唱団と聞いています。2年に1度程度のペースで演奏会を開いてきていて,前回(第14回)のコンサートは2023年6月でした。このときも佐々木まり子先生の音楽作りにたくさん教えられたのですが,今回も多くの気づき・アイディア・学びがありました。

 特に「「まとめる」(まとまる)ってことはこういうことなんだ」と,音楽を聴きながら思いました。パート内からはみ出ることなく,みなさんの声が音楽的に同じ方向を向いている感じです。歳を重ねて肉体的な難しさが増してきた方々を,ちょうど良い点にまとめあげているのを聞かせていただき,これからの音楽作りに生かして行こうと思いました。特に8月からは6回の予定でこのアンサンブル・コンフオーコと胆江合唱祭に向けて取り組む予定が入っています。今回の良さを生かしていきたいと思いました。

 お客様も多く入りました。特に合唱音楽研究会奥州の方やZホールSP合唱団で顔を拝見する方,宮古木曜会合唱団の方も聞きにいらしていたことがとても嬉しく思いました。他の団体の演奏する良い音楽をたくさん聞いて,音楽を通して交流できればいいなと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

【ZホールSP合唱団・15】イタリア民謡漬けで暗譜も進む!

 7月12日(土)と13日(日)の午後,奥州市のZホールでZホールSP合唱団の練習を行いました。今回は及川貢先生に加えて及川先生が普段からご指導なさっている たま女声コーラス から4名の団員,そして本番のピアニストの島田知恵さんがいらっしゃっての2日間となりました。ですからすべて...

皆が読んでる!