昨日の火曜日(12/20),フェラインの練習日でした。到着した時には,3月11日に仙台の電力ホールでここ10年間開催してきた「3.11祈りのコンサート」のための,モーツァルト作曲《レクイエム》の練習が始まっていました。S先生のレッスンです。
10回目ということで,今回で終わってしまう予定です。で,今回は聴き慣れた Süßmayr 版ではなく,Bärenreiter社から新しく出版された Michael Ostrzyga 版を演奏することになりました。
Introitus や Sequentia , offeritorium はほぼ同じ(気を付けないといけない小さな変更は所々にあります。また Lacrimosa は歌詞割りが違っていたり,Amen コーラスが付いていたりと,だいぶ違いますが…)。でも Sanctus からは大きく違います。私たちは Sanctus の「b」バージョンを演奏します。4/4拍子でD-moll です!その後もいろいろと違った付曲になっています。しっかりとさらい直さないといけません。
《モツレク》にはいろいろな版がありそれぞれ興味深いです。今回の Ostrzyga 版も早く見通しを持てるようになって,音楽を楽しみつつ追悼したいと思います。これまでしばらくの間の3.11は平日でしたので職場での追悼集会などがありましたが,今回のは土曜日ですので久しぶりに参加できそうです。2月12日の「ライプツィヒへの旅 Vol.2」と並行しての練習となりますが,新しい世界にまたまた踏み込んでいきたいと思っています。
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