2026年8月28日金曜日

【Nコン・聴いてきました】制限時間内でドラマを構成する難しさ

 8月26日(水)と27日(木)にトーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホールに「第93回NHK全国学校音楽コンクール岩手県コンクール」を聴きに行ってきました。平日の午前中ながら親御さんらしき方々が結構な人数聴きにきていました。今回の審査員の先生方は作曲家の上田真樹さん,声楽家の佐々木まり子さん,合唱指揮者の谷本喜基さん,声楽家の谷内畝晶子さん,指揮者で山形大学教授の渡辺修身さんの5名でした。

 一日目の午前中は小学校の部と高等学校の部でした。小学校の部には6団体(7校),盛岡市内3団体,滝沢市1,北上市1,九戸村&二戸市で1,そして宮古市1団体が出場していました。かつて自分が関わっていた頃は宮古市だけでも3つは出ていたし北上市からも数校出場していたように記憶しています。少なくなったのは残念です。演奏については,指導の先生によい発声の方向が見えていないのか素材である声がより良く子どもたちから引き出されていなくて残念な団体と,声を磨いた上で課題曲,自由曲のそれぞれでドラマを明確に示している団体とがあったように思いました。

 午後は高等学校の部でした。こちらは小学校に比べると人数が少なめでした。盛岡地区は4校,一関地区から1校,県北から1校が出場していました。やはり声作りがなされていると聴いていて心地よいものです。

 二日目は中学校の部でした。こちらは全部で16団体(19校)が出場していました。時間の関係で昼食休憩前までの10団体しか聴けなかったのですが,やはり身体から声が出ていることを感じさせる音で歌っている演奏には説得力を感じました。その上で音,母音の響き,息づかいなどが揃っていると,楽曲の姿がすっきりと見えて(聴こえて?)きました

 それにしても今年の課題曲はどれも難しい曲だと感じました。「なんでこの歌詞?」「このことばになぜこの音楽?」と,ちょっと聴いたくらいでは腑に落ちない感じです(私の感性の問題か)。どの子もそれらに長い時間向き合って演奏を磨いてきたのだろうなぁと,課題曲の重さを感じました。

 結果は即日Nコンのサイトに出ていました。金賞受賞校は東北大会に出場するようですから,さらに磨きをかけて良い演奏を目指して欲しいと思いました。

 各学校の演奏からたくさんの刺激とヒントを得ることができた二日間でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

【Nコン・聴いてきました】制限時間内でドラマを構成する難しさ

 8月26日(水)と27日(木)にトーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホールに「第93回NHK全国学校音楽コンクール岩手県コンクール」を聴きに行ってきました。平日の午前中ながら親御さんらしき方々が結構な人数聴きにきていました。今回の審査員の先生方は作曲家の上田真樹さん,...

皆が読んでる!