9月2日(土)14:00〜16:00,奥州市文化会館Zホールで先週に続いて2回目,この日は中ホールを中心に行いました。女声は多く,男声はテノールが十数人,バスは6人中6人の参加でした。
演奏曲は《翼をください》と《埴生の宿》。本番では歌うことのできない主旋律を使って発声練習をしました。元の調が,《翼をください》がGes-Dur,《埴生の宿》がB-Durととても低いので,少しずつ調を上げていきながら,歌詞唱から母音唱へと移っていきました。ポイントは,「体は管楽器。どの音域でも管をまっすぐにそして広く保つことで豊かな響きになる。」という点でした。伴奏の先生方にはご苦労をおかけしましたが…。
前回は初めてだったので《翼をください》の前半の音とりを全体でやり,その難しさを体験して終わった感じでした。しかし,この1週間の間に伴奏の先生が各パートの音取り音源を作成してくださり,それを事務局がLINEで共有できる様にしてくれたので,半分以上の方が予習してきてくださっていたようでした。
今回,前半はパート練種で,自分のパートの音をしっかり覚えるようにしました。ソプラノとアルトは合唱経験者が多いので伴奏の先生お一人にお願いして進めてもらいました。もう一人の伴奏の先生にはテノールについていただきました。そこでは地元のリーダーの方が自主的にリードしてくださっていました。ありがたいことです。バスは私が担当し,ピアノと音源CDを使いながら進めました。
最後の30分間くらいで,4パートを合わせてみました。主旋律のない混声四部合唱!なかなか不思議な響きでしたが,なんとか止まることなく歌い切ることができました。皆さん,とても意欲的です!
次回(第3回)は来週の土曜日(9月9日)の午前中です。今日,おおよその旋律がわかったようなので,それを復習しつつ音楽作りをする予定です。その後は3週間も間が空いて,9月下旬からはあと2回しか練習がありません。ですから,「忘れないように個人練習に取り組んでほしい」とお伝えしました。
本格的な四部合唱は初めてという方にとっては,副旋律は難しく,しかも1オクターブ低く歌っている方の声も聞こえました。でも,先週よりは見通しがきくようになったらしく,楽しそうに音楽活動・演奏活動に参加してくださっていたので良しとしましょう!来週はさらに素敵な音楽にできるように,がんばります。
当日参加した同じ職場の方から,本日「楽しい時間だった。知り合いの方からもそういう声が聞こえてきた。」とお話しいただきました。これが一番嬉しいのです!音楽って,合唱って,歌うことって楽しいな,と思ってもらえる時間となるよう,次回もがんばります。
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