9月14日(日)が本番,前日13日(土)がリハーサルなので,この日が最後の練習。ステージごとそして楽曲ごとの移動や立ち座りを確認しながら,大ホールの広い空間で客席に向かって歌いました。
第1部のイタリア民謡,第2部の日本民謡,そして第3部ロシア民謡の最後の2曲の合同演奏と全て音を出すことができました。「日本民謡をもっと練習したい」という声がありましたが,ハーモニーが大切なヨーロッパの音楽のほうの綻びがたくさん見えた(聞こえた)ので,そちらを優先して取り組みました。発声の悪い癖や,言葉のニュアンスを考えない歌いっ放しへの対応です。そのままで来週の及川貢先生のレッスンを迎えるわけにはいきませんでしたから。でもこれまでの練習が生きていたのでしょう,発声の現状と改善のポイントをお示ししたり,言葉の意味やイメージをお伝えして「このほうがいいんじゃない?」とお聴かせしたりすると,すぐにガラリといい感じに変わってくれました!とても嬉しく思いました!
練習の最後にみなさんに次のことをお話ししました。この合唱団は運営面でとても恵まれていたこと,皆さんのがんばりでここまで辿り着けたこと,合唱参加者にとってこの9ヶ月間が楽しい時間となっていれば嬉しいこと,本番を聴きにくるお客様に音楽の良さ・素晴らしさが伝わる時間になるよう演奏したいこと…など。皆さんうなずきながら聞いてくれました。
なお,この日は岩手日報の記者さんが取材にきてくださいました。丁寧なインタビューも受けましたので,これまでの経緯などたくさんお話しできました。情報伝達においてマス・メディアは強力ですからさらなる集客に繋がると思います。記事となることが楽しみです。
体調を万全にして,気持ちも整えて,(暗譜もレベルを上げて)来週の本番を迎えたいと思います。9月14日(日)14:00開演,奥州市文化会館Zホール・大ホールです。ぜひ足をお運びになり,及川貢先生を始めとする客演される方々の演奏はもちろんですが,一般公募で集まった合唱団員のこれまでのがんばりの詰まった音楽をお聴きください。お待ちしています。
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