2025年8月7日木曜日

【アンサンブル・コンフオーコ①】チャレンジが変化を生みます

 8月7日(木),盛岡某高音楽部の活動に午後に参加し,その夜(18:45〜20:40)奥州市水沢のアスピアでアンサンブル・コンフオーコの練習に参加してきました。在来線で切符を買って往復しました。盛岡駅から北上駅まではSuicaで乗車できるようになったのですが,水沢駅はいまだに現金のみなのです。水沢駅舎内のコンビニ「new days」ではSuicaが使えるというのに…。

 アンサンブル・コンフオーコは7月6日に15回目となる演奏会を終えた女声合唱団です。基本的には佐々木まり子先生から月に1回程度ご指導を受けています。今回は10月12日(日)の胆江合唱祭(前沢ふれあいセンター)に向けて全6回の予定で指導に行くことにしています。ちなみに昨年(2025年)の胆江合唱祭はこちら一昨年の胆江合唱祭はこちらです。

 今回の楽曲は,信長貴富作曲の《祈ってもいいだろうか》となかにしあかね作曲の《歌いながら行こう》の2曲です。昨年の選曲に比べると少し易しい楽曲を選んだように思ったのですが,一昨年の選曲を考えると同じような感じかと思います。信長貴富さんには一昨年(2023年)の日本声楽発声学会の夏季研修会で《祈ってもいいだろうか》と《うた》を使って学ばせていただきました。そんな話もしながらお稽古してきました。

 はじめは発声練習。最近女声合唱で興味をもっている胸声を鍛えることをやってみました。私よりも歳上の方がほとんどなのですが,おそらくこれまでと異なる声のだし方に怖がらずにチャレンジしているので,張りのある声が出るようになりました。

 まずは2曲を一通り聞かせてもらいました。基本的な歌う力は佐々木まり子先生仕込みですから心配はありませんでした。でも声質に難がありました。ハモらない,聞こえないなど…。

 《祈ってもいいだろうか》は始まりのユニゾンが長く続くので,そこを「ア」や「音」で音楽することから始めました。離れた音高の音への調薬や「歌おう」とすると楽器である身体の形が変わってしまって出てくる音質が変わってしまっています。ですから音質が変わっている点をこと細かに指摘し改善に取り組むようにしました。しつこく疲れる練習だったと思います。でも一つひとつの箇所への取組を繰り返し続けることで,音質が安定し良い響きが出てきました。

 《歌いながら行こう》は一変してリズミカルな楽曲です。でも,細かい音符でも身体をしっかり使って音を出すことを徹底してみました。また発声練習で意識させた胸声を使うことも働きかけました。特にアルトは低い音域が聞こえてこなかったのですが,これでやっと聞こえるようになりました。

 いずれの楽曲でも,新しい歌い方や発声の仕方を示すとそれに怖がらずにチャレンジするので,がらりと音楽が変わります。今回は1回目。あと5回でどのように変わって行くのか楽しみです。

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