2025年6月8日日曜日

【ZホールSP合唱団・13】やはり発声が課題…


 6月7日(土)と8日(日),急に気温が上がったこの週末にZホールの展示室にてスペシャル合唱団の練習が行われました。12月から初めた練習は13回目となりました。先日お知らせしたようにこの日は出来上がったチラシやポスターが配布されました。いよいよ「本番」というゴールというか目標が明確になってきた感じです!

 7日(土)にはZホール児童合唱団との合同練習もありました。日本民謡は《千福山》,イタリア民謡は《フニクリフニクラ》を合同で演奏します。これ以降数回,総練習時間の真ん中あたりの1時間を合同練習に設定してZホール児童合唱団との合同練習を進めて行く予定です。児童合唱団はこの日は10名弱の参加(在席は15名ほどとのこと)でした。児童合唱らしい伸びやかな声を届けてくれました。特に素晴らしいのは楽譜から目を離してじっと指揮者を見ながら歌っている子が多いことです。ですからそれまでの練習と違う,その時その時の音楽的な要求にも応えようとする素地ができていました。指導の菊池葉子先生(メゾソプラノの歌手としてもご活躍!)のご指導の賜物!今後さらなる成長が楽しみです。

 2日間を通して感じたのは,(前回も感じたのですが)やはり発声に課題があるということ。男声だけでなく女声もです。イタリア民謡を歌っている時は特に,出てくる音が全体に低め,声量が少ない,母音によって響きが大きく変わる…。だいぶ改善はしてきたのですが,このまま本番までというわけにはいかないレベルの問題。なんとか対策をとらなければと強く思いました。

 一方日本民謡の際の発声は…これは(これも?)私の課題です。というのも先日の日本声楽発声学会で話題になった日本のさまざまなジャンルの音楽の際の発声のありかたの話題以降,今回の日本民謡の合唱のテイストが定らないからです。ハーモニーをつくる声楽的な発声と,「民謡」という音楽のテイストや言葉のニュアンスと,どの辺で折り合いをつけるのかがなかなか定らないのです。先日のレコードコンサートのように,様々な演奏をたくさん聴いて学ぶことが必要だなと感じています。

 次回は6月28日(土)と29日(日)です。あと数回しかない練習,しっかりと準備して成果を積み重ねたいと思います。

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