2025年10月6日月曜日

【宮古木曜会合唱団】こちらも本番近し

 10月5日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールで宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。開始時の参加者はS4, A4, T1, B1といつも通りでしたが,終わり頃にはS5, A4, T4, B2と男性陣が充実しました。盛岡から定連のNさん,そしてそのお友達のOHご夫婦は3月の定期演奏会に参加してくださることとなり今回初めて練習にご参加くださいました。

 今回の練習は10月19日(日)宮古市民文化会館・大ホールで行われる「第73回みやこ市民文化祭参加 第44回合唱・器楽演奏会」に向けて最後の練習の機会でしたので,そこで発表する楽曲を順に練習しました。

 まず千葉了道先生編曲の《岩手県民の歌》です。1番はピアノ伴奏と共にユニゾン,2番はア・カペラで混声四部合唱,3番はピアノ伴奏つき混声四部合唱,と今年3月の第42回定期演奏会のオープニングで演奏したのと同じパターンで演奏します。歌い慣れてくると音の取り方が甘くなり響きが下がり気味になる点の改善に取り組みました。次はメンデルスゾーン作曲の《緑の森》を1番として諸園涼子さんの訳詞の1番,2番としてドイツ語詩の1番で歌います。まず日本語の歌詞で言葉のニュアンスとその時の気持ちの表現にチャレンジしました。メンデルスゾーンの音楽が気持ちを表現してくれているのですね。先週木曜日の通常練習でとりあげて練習していたようでドイツ語の発音に馴染んでいましたから,続けてドイツ語でも同じことにチャレンジしました。ただ発音するのではなくより明確なイメージを伴って歌うと,よりよく伝わって来ました。続けて《糸》です。とても立派に歌っていたので「歌詞から迷いや戸惑いを感じませんか?」と歌のモードを確かめながら歌いました。最後は《風になりたい》です。16ビートを常に感じながら歌うことを意識してもらいました。

 おしまい1時間のところで,当日ピアノ伴奏をお願いしたS君に来てもらってピアノと合わせて歌いました。ピアノ伴奏から音楽的な発信がたくさんあるので,ピアノ伴奏だけを何度か聞いてもらってから歌ってみたりもしました。ピアノの音と歌が馴染むには時間が必要ですね。

 盛岡から初参加のご夫婦は「楽しい練習でした。」と感想を述べられました。様々な合唱団を経験されている方の感想なので,とても嬉しく思いました。

 「合唱・器楽演奏会」当日は宮古木曜会合唱団のステージだけでなく,オープニングでは参加者全体での《宮古市民歌》の合同演奏,フィナーレでも合同演奏で《まっかな秋》《てのひらを太陽に》を指揮します。10月19日(日),宮古市でお待ちしています!

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