発声練習では,久しぶりに横隔膜の動きを確かめました。息を送るポンプに力がないと喉が無理をしてしまいます。それを避けるための取組みの一つです。
伴奏者がお休みだったので,この日はパレストリーナのミサ・ブレヴィスからまず《Sanctus》に取組みました。歌詞ではなく「音」でです。前回はとてもいい感じで《Credo》を終えたのですが,今回は元にもどっちゃった感じでした。改善をめざして吟味していくと,喉に頼って歌うことが原因しているように感じました。特にソプラノにその傾向が強く,ソプラノ抜きでアンサンブルしたときの音下がりは改善してきました。しかし,旋律を一筆書きで歌おうとする息の運び方は,皆さんだいぶ身についてきた感じです。また楽曲を思い出すのにも時間があまりかからなくなってきました。
続いて前半三声で後半は四声のホモフォニーになる《Benedictus》も歌ってみました。そして《Agnus Dei II》に取り組みました。ソプラノが同度のカノンなので,音下がり改善のヒントになるのではないかと思ったのです。《Sanctus》より少々改善し,音楽を思い出すにもほとんど時間がかかりませんでした。少しずつ成長してはいます!
次回は8月24日(日)の14:00〜17:00水沢南地区センター音楽室です。楽曲は《Agnus Dei I》と,《Sanctus》以降の楽曲を歌詞で歌うこと。みなさん,予習して集まり,よりよい音楽体験ができるようにしましょう!
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